2020年4月24日金曜日

日誌 2020/04/23

<日誌本体>
岡江久美子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

今日も背中が痛く、仕事をする気にならなかったのでネット情報を見ていた。
そういえば運動が出来なくなってからなので、エコノミー症候群と言う奴なのかもしれないと思う。

何とか運動不足解消と仕事のモチベーションを上げる方法を考えなければならないとは思う。しかしだ。痛みだけで言うとそれほどでもないのだが、背中とか首とか腰の痛みは体の動きを制限するためか、非常にやる気を削がれてしまう。。。

なので、気持ちを紛らすためというのもあって現時点での中国ウイルス(新型コロナウイルス)の件について触れた情報から感じたことを書いてみる。

ネットの情報を見ていると、あちらこちらで「風邪やインフルエンザと変わらないのだから、極度に行動自粛して経済活動が停滞することによって自殺者が出ることの方が深刻だ」ということを言う人が見受けられる。

この点について、今日触れた情報でとても有益だと感じたものが有ったので紹介したい。(もちろん2チャンネルニュース速報で見つけたものだ。)


かなりわかりやすく、インフルエンザと今回の中国ウイルスの違いについて解説してくれている。
字幕は付いているものの、元の動画が英語なため、少し見てあきらめてしまう人もいるかもしれないが、今回はこの内容について出来るだけ簡潔に具体的な数字に置き換えて説明してみたいと思う。どうせ背中が痛くて人様に請求できるような生産性は実現できない。

まずは動画配信元のVOX というニュースサイトからお借りした下記の画像を見てもらいたい。

(参照: The stark differences in countries’ coronavirus death rates, explained
Please notify me if the use of the above information is inappropriate. Thank you.)

インフルエンザと中国ウイルスがどのように違うかについて、数字で表してくれているものである。
RO number と書かれているのは、一人の感染者がどのくらいの人に感染させるかというのを表しているそうだ。

Incubation time は潜伏期間だろう。感染してから自覚症状が現れるまでの期間で、この期間は他の人にうつすことが可能であるとされている。

Hospitalization rate は「入院率」と翻訳されるらしい(一応嘘は書けないので多少は調べている)。

Case fatality rate は「致死率」と言っていいだろう。

ここで、ツイッターなどを通して病気自体は大したことがないと煽っている人(特定の名前を出すのもバカバカしいので書かないが・・・)が言う、死亡率が1%程度で、高齢者であるほど割合が高いため経済的な損失と比べれば大騒ぎすべきでないと言う理論だが、ことはそれほど簡単ではなさそうである。

特に現時点までの日本では感染者数に対する死者数が少ないこともあって、風邪やインフルエンザと変わらないと断言しているようだが、これは純粋に死亡率だけ見ての話なんだと想像する。

これは簡単な数字のマジックだと思うのだが、割合にしてみたらそれほど大したことではないように信じてしまう人もいるだろう。
Case fatality rate (致死率)と書かれている部分の下には、「Percentage of reported deaths among total cases 」と書かれている。全ての感染例に対する報告された死者の割合とでも訳そうか、とにかく感染者の中の死亡者の割合である。

この単なる割合が、詳細を見ていくととんでもない数字になってしまうことに気づけないなら、特にインフルエンサーと呼ばれる人は簡単に煽るべきでないと思う。

まずインフルエンザの感染だが、大体年間で1,000万人の人が罹患しているらしい。ちなみに厚生労働省から出ている情報では、2019年では大体1,200万人程だったらしい。
おおよそ10%程度の人が感染している計算になるわけだ。これはこれで恐ろしい数字であるが、ここから出てくる致死率は0.1%であるらしい。
計算してみると、1,000万人×0.1%で、1万人の死者が毎年出ているという計算になる。

1,000万人が感染していると考えると非常に大きな数字であるが、逆に言うと1,000万人で済んでいるとも言える。これが、RO number と言う形で表れていると言ってもいいだろう。

ちなみに、最近注目度が上がっているコンテイジョンという映画(下のリンク)では、RO が4という数字で設定されている。


VOX の動画の中でも説明されているが、インフルエンザの場合はワクチンもあり、曝露されるまでに他のインフルエンザにかかっている人は抗体ができていることもあるため、感染が爆発的に増加する前に収束してくれていると見ることもできるわけだ。

それでは今回の中国ウイルスはどうだろうか?インフルエンザのように毎年流行っているものでも、ワクチンがあるものでもない。
これも動画の中で説明されているが、これは、「誰もが感染する可能性がある」というか、発症しなければわからない(この意味ではインフルエンザも同じだが)ので、ほぼ感染すると見て間違いないと言っているわけだ。

これがRO number という数字で表れている。
インフルエンザの1.3と言う数字を掛け合わせた場合と、中国ウイルスの少なく見積もって2とを比較するとわかりやすい。
たった0.7の違いしかないじゃないか?と言われるかもしれないが、これこそ数字のマジックだ。

(1.3)^10 = 13.78....
(2)^10 = 1024

10乗、つまり10日間でこれだけの開きが出てくる。たった10日で1,000人もの開きが出てくるのである。

指数関数的に増えるということの意味がここにあると言えるわけだが、これは中国ウイルスの潜伏期間が非常に長いことと、軽症で済んでしまう人の多さが関連しているんだろうと想像する。

このような理由で感染が爆発的に拡大する可能性を秘めた中国ウイルスだが、死亡率は大したことではないじゃないかと言う指摘もあるかもしれない。

紹介している動画では、全世界人口の20%から60%が感染する可能性があると試算している。仮に少なく見積もって20%の人が感染すると仮定して日本の人口に当てはめてみると、2,400万人の人が感染することになる。これが、少なく見積もった数字である。
インフルエンザと比較しても、現実的にあり得ない数字ではないのではなかろうか。

そして、中国ウイルスの死亡率だが、上の記事では1~3.4%となっている。しかし、今回の騒動に懐疑的な向きの意見もあって、多くても0.5%だとしているところもあるので、そちらをまずは尊重して当てはめて計算してみると、

少なく見積もって日本の全人口の20%が罹患し、致死率が0.5%だと仮定した場合の死者数は
1億2千万 × 0.2 × 0.005 = 120,000
12万人の人が亡くなってしまうことになる。

一応言っておくが、これは「少なく見積もった数字」である。それでインフルエンザの12倍の数字である。単なる風邪と言っていい数字かどうかは個人の判断にお任せしたい。

仮に上記サイトで紹介されている1~3.4%の1%だった場合は24万人、3.4%だった場合81万6千人になる。

仮に最悪のシナリオで60%の人が感染した場合、1%では72万人、3.4%では244万8千人となる。

これだけでも普通に考えれば非常に大きな数字だと思うのだが、もっと悪いシナリオが考えられる。
中国ウイルスの入院率(Hospitalization rate )は、ほぼ重篤化率と読み替えて良いと思うが、19%と高い数字になっている。

仮に日本の全人口の20%が感染し、19%が入院が必要な状態になったとした場合、
1億2千万 × 0.2 × 0.19 = 456万人
敢えて何度でも言わせてもらうが、少なく見積もった数字での話である。

一方で日本の病床数はどのくらいかと言うと、色々な資料があるのでパッと見つかったこちらの資料を使わせてもらうと、1,000人辺り11.3床ぐらいらしい(ただし、急性期医療病床数と長期医療病床数を合わせた数字)。
比較するために敢えて1億2千万当たりという数字に変えると、135万6千床と言うことになる。

つまり、
456万人 - 135万6千床 = 320万4千人
300万人以上が入院が必要なレベルの症状を呈しながら入院できなくなることになる。

最近よく聞く「医療崩壊」と呼ばれる状態なわけだが、上のような単純な計算をするだけで、どれだけ事態が深刻化しうるかわかるはずだ。

これは言い換えてみると、車にひかれて頭から血が出ているが、「余裕がないから縫うだけ縫うから家に帰れ」(縫ってくれるかどうかも疑わしいが)と言われて後でくも膜下出血で死亡したり、何かケツの穴に突っ込まれて、それが原因でリンパ腺が腫れていても「余裕がないから抗生剤飲んどけ」(処方してくれるかも怪しいが)と言われて後で「成人T 細胞白血病」で死亡したりと全く関係ない、通常なら問題になるはずのない病気や怪我で死に至るケースが出てきてしまうということである。

これでもまだ「死ぬのは高齢者が圧倒的に多いはずだから経済に大きな影響はない、むしろ税金の節約になる」と言う向きがあるかもしれないが、倫理的な話を置いておいたとしても地方の高齢化率はとても高く、その地方が日本の1次産業を支えてくれているのだ。
食料自給率が低い中で、さらに世界的な経済活動が停滞している中で、これ以上食料が手に入りにくい状況になったらどうなるか?特に都市部では逆に餓死者が出てきてもおかしくない状況になりかねないという想像力を持ってほしい。
ただでさえ、後継者問題が目の前に迫っている状況だったはずだ。

今回背中の痛みを紛らすために書き始めた記事で、関連記事を漁って今この状況下でも「大したことはない」と言っている人たちが多いのに愕然としてしまった。
確かに今回の騒動で経済活動の停滞は取り返しがつかないところまで来てしまってはいるが、最終的に生き残る人が多ければ多いほど回復するスピードも早くなるし、経済活動が行き詰っても食べるものさえあればそうそう人間は死んだりしないものだと信じている。

感染しても軽症で済む確率が高いから、と若い人は言うかもしれないが、無症状で歩き回って軽症で済まない人たちに感染させる可能性があること、そして軽症で済まない人達が誰かの親御さんや大切な人であることを認識して、軽はずみな行動は慎んでほしいと切にお願いしたい。

それと、今回は「大したことない」と言っている人に対する反論を書いたが、騒ぎ過ぎな人も確かに一定数いる。
書くかは気分次第なのだが、すぐにでもPCR 検査を拡大してローラー作戦をすべきと言う人は、「PCR 検査 偽陽性」でググってみてほしい。

<起床時刻>
10:00

<体重>
80.0kg

<血圧>
h. 148 l. 101 p. 74 

<今日の仕事>
してない

<食事>
昨日の残りの唐揚げ二つ、チョコ3個

・夕食?



<タバコ>
  - 紙タバコ
    ・開始Stock: 7箱10本
    ・本数: 1箱10本

  - Ploom TECH
    ・味: 吸ってない

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