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2021年8月7日土曜日

日誌 2021/07/31

ラベルで示している内容とある程度一致するような見出しを「――」の記号と見出しを少し大きくして赤色表示することで分かるようにしています。
日誌と言う形で日々配信する中で、読者の方が興味のないものだったりは当然あるかと思いますので、どうぞ読み飛ばして興味のあるところだけ読んでいってください。

<食事>
・朝食兼昼食

・夕食


画像の写真やマグカップのデザインは「ためこ」さんという絵描きさんのものです。気になる方はこちら: 「ためこ部屋

<日誌本体>
――プロジェクトおれんち――
夢見る悪童: じゃーんぷっ

<起床時刻>
12:30

<体重・基礎代謝・体脂肪率>
77.8kg
1762kcal
18.8%

<胸囲・胴囲測定>
胸囲:111  cm
胴囲:83  cm

<血圧>
h. 170 l. 107 p. 75 

<トレーニング>
漁期間の間しばらくお休み

<今日の仕事>
ブログ更新他

<タバコ>
  - 紙タバコ
    ・開始Stock: 2箱5本
    ・本数: 1箱16本

  - Ploom TECH Vape
    ・利用有無: 吸ってない

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2021年8月6日金曜日

日誌 2021/07/30

ラベルで示している内容とある程度一致するような見出しを「――」の記号と見出しを少し大きくして赤色表示することで分かるようにしています。
日誌と言う形で日々配信する中で、読者の方が興味のないものだったりは当然あるかと思いますので、どうぞ読み飛ばして興味のあるところだけ読んでいってください。

<食事>
・朝食

・昼食

・夕食

画像の写真やマグカップのデザインは「ためこ」さんという絵描きさんのものです。気になる方はこちら: 「ためこ部屋

<日誌本体>
――プロジェクトおれんち――
行き倒れる

<起床時刻>
07:30

<体重・基礎代謝・体脂肪率>
78.9kg
1797kcal
18.5%

<胸囲・胴囲測定>
胸囲:111  cm
胴囲:83  cm

<血圧>
h. 169 l. 112 p. 72 

<トレーニング>
漁期の間しばらく休み

<今日の仕事>
保育園支援業務

<タバコ>
  - 紙タバコ
    ・開始Stock: 4箱1本
    ・本数: 1箱14本

  - Ploom TECH Vape
    ・利用有無: 吸ってない

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2021年4月5日月曜日

日誌 2021/03/29

ラベルで示している内容とある程度一致するような見出しを「――」の記号と見出しを少し大きくして赤色表示することで分かるようにしています。
日誌と言う形で日々配信する中で、読者の方が興味のないものだったりは当然あるかと思いますので、どうぞ読み飛ばして興味のあるところだけ読んでいってください。

<食事>
・朝食

・昼食

・夕食

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<日誌本体>
――今日の猫――
なんでTV の前に座りたがるんだ?


――色々なお仕事――
月曜日は始まりがスローになりがちで、仕事をするにはしたが現金化ができないことが多かった。

そうやって考えると目標も無しに闇雲に仕事をしてもモチベーションも上がらない。
色々考えて仕事を進めていきたいと思う。

<起床時刻>
07:30

<体重・基礎代謝・体脂肪率>
77.2kg
1721kcal
34.5%

<トレーニング>
DAY 172 #calisthenics #プリズナートレーニング
One-leg squats 1 set of 5
Hanging straight leg raises 2 sets of 10
Uneven pullups 1 set of 5

<今日の仕事>
<完了数/予定数>

<タバコ>
  - 紙タバコ
    ・開始Stock: 2箱11本
    ・本数: 1箱5本

  - Ploom TECH Vape
    ・利用有無: 吸ってない

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2021年3月9日火曜日

日誌 2021/03/09

ラベルで示している内容とある程度一致するような見出しを「――」の記号と見出しを少し大きくして赤色表示することで分かるようにしています。
日誌と言う形で日々配信する中で、読者の方が興味のないものだったりは当然あるかと思いますので、どうぞ読み飛ばして興味のあるところだけ読んでいってください。

<食事>
・朝食

・昼食

・夕食

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<日誌本体>
――色々なお仕事――
取りあえず駆け足で日誌を埋めた。毎日のブログに記録を入れてしまっているので・・・というのもあるが、一日休むとなかなか更新ができなくなる。

現在はPC が主な入力元になっているがスマートフォン用のキーボードも稼働できるようにしたのでできるだけ毎日入力できるようにしたい。

これも習慣にしていこうと思っていることなので、少しずつ癖になるようにしていこう。。。

<起床時刻>
08:30

<体重・基礎代謝・体脂肪率>
75.6kg
1741kcal
17.2%

<胸囲・胴囲測定>
胸囲:108  cm
胴囲:81  cm

<血圧>
h. 163 l. 111 p. 72 

<トレーニング>
DAY 155 #calisthenics #プリズナートレーニング
Wall handstands 60 secs
Half handstand pushups 2 sets of 12
Half one arm pushups 2 sets of 10
Head bridges 2 sets of 10
Navy squats 2 sets of 11

<今日の仕事>
保育園支援業務

<タバコ>
  - 紙タバコ
    ・開始Stock: 6箱17本(4箱追加)
    ・本数: 2箱5本

  - Ploom TECH Vape
    ・利用有無: 吸ってない・・・

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日誌 2021/03/08

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<食事>
・朝食

・昼食

・夕食

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<日誌本体>
――色々なお仕事――
この日は確定申告を行った。二日もかけてしまったので今後はもっと短縮したいと思うのだが、一年に一回なのでなんとなく手間取ってしまう。

突き詰めると経費と売上、保険などの書類(申告用に送付されるもの)、確定申告の整理番号があれば、最近は自動で計算してくれるHTML があるので楽である。
今のところ複式簿記をして65万円の控除が必要な程稼いでもいないので・・・

ただ、今年からは必要になるかもしれない。税理士を雇う金と会計ソフトの金が出る様だったら事務所の所在地に税務の申告をしようか迷っている。

まあ、まずは人並みに稼ぐところからだな・・・

<起床時刻>
06:45

<体重・基礎代謝・体脂肪率>
77.2kg
1721kcal
32.0%

<トレーニング>
DAY 154 #calisthenics #プリズナートレーニング
One-leg squats 1 set of 5
Hanging straight leg raises 2 sets of 10
Uneven pullups 1 set of 5
プリズナートレーニングに興味がある女子はこちら: https://bkbiztech.blogspot.com/2020/11/blog-post.html

<今日の仕事>
確定申告他

<タバコ>
  - 紙タバコ
    ・開始Stock: 5箱2本
    ・本数: 1箱2本

  - Ploom TECH Vape
    ・利用有無: すっ・・・たと思う

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2021年3月4日木曜日

日誌 2021/03/04

ラベルで示している内容とある程度一致するような見出しを「――」の記号と見出しを少し大きくして赤色表示することで分かるようにしています。
日誌と言う形で日々配信する中で、読者の方が興味のないものだったりは当然あるかと思いますので、どうぞ読み飛ばして興味のあるところだけ読んでいってください。

<食事>
・朝食

・昼食
おやつにりんご食ったはず。。。

・夕食


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<日誌本体>
――色々なお仕事――
いや、昔のラベルを調べたらそれっぽいのがあったから・・・
特に意味はないけど、仕事にまつわる話し・・・

昔、営業をやっていた頃にお世話になった上司に教えてもらった技なのだが、毎日仕事に入る前に行うべきことをA4 の紙に書きだす。


かつての上司はT 芝の販社営業(販売店にPC が一番売れていた頃の花形営業、PC 担当だったそうだ)を行っていた人で、かなり大手の総合商社から取引を取ってきたりとやり手の人だった。

で、上の写真の方法なのだが、彼がT 芝時代の上司から教えてもらった方法らしい。

俺も昔はやっていたのだが、営業の仕事を離れてから自然と止めてしまった。それどころではなかったからだ。

じゃあなんで今さらこれを改めて始めようかと思ったかと言うと、冷静になって考えるとこの方法は今読んでいる「習慣化」のメソッドと合わせて考えるとかなり効果のあるものではないかと思い返されたからだ。

まず、約束事はこうだ。
1. 一日一枚、もったいないとか思うな。それ以上の効果があると信じろ。
2. 前日終わらなかったものは翌日に書き写せ。めんどくさいとか思うな。
 前日やらなかったお前が悪い。
3. 大きな仕事は数日以下ぐらいで終わるくらいの大きさにぶった切れ。
 いきなり全部終わらせようとするな。
4. 終わったものは終わった時に横線で消せ。
 わかり切っているとか言って省略などするな。全力で消せっ ( ゚Д゚)

営業と言う仕事はいろんな要素があるし、営業のやり方も千差万別だがどうしてもやることが多すぎて仕事を忘れがちになったりする。
それに大きな仕事(受注するまでの敷居:稟議のための資料作成とか会議のプレゼンとか)とか自分が苦手な仕事(新規商材の契約書作成とか、開発部向けの要件定義とか)だと後回しになってなかなか進まなかったりする。

そういう時に毎日やるべきことを書いていると少しずつ「意識」が変化するのだ。

2. 毎日書き写すことを繰り返していると、ただそれだけで少しずつ前進しているような「気の迷い」が出てくる。
それに加えて自分の中でその仕事がどんどん大きくなって来て、前に進まざるを得なくなってしまうのだ。
第一、永遠にこの仕事の一行を書いて終わりたいか?この一行は終わらせるか仕事を止めるまでそこに残り続けるのだ(その前に上司に怒られるだろうが)。

3. これは習慣化にも触れられているが、「Start small 」、つまり小さなところから始めることが習慣にする一番の近道なのだ。「仕事を終わらせる」という「習慣」が仕事を終わらせるごとに強化されていく。

4. そしてそれは仕事が終わった時に消し込む時にほんの少しずつ心に刻まれていくのだ。少しずつ、「俺には仕事を終わらせることができる、その能力があるのだ!」という洗脳が行われていくのだ。

技術職に転職してからあまり必要性を感じなかったが(技術職は仕事が降ってくるし、仕事それ自体がすべきことを確定するため、覚えるだけならそれほどの技が必要ない)、今は営業と技術とがいっしょくたになったような仕事をしているので、これはしばらく続けていきたいと思う。

今は少しアレンジを加えながら普遍的な仕事術にブラッシュアップしていきたいと思っているので、今後記事としてまとめると思う。

――色々比べてみようっ――
今回は「元気豆」さんの「昆布タレ付き」である。
金賞ダブル受賞とか書いている。なんとなく自ら敷居を上げていくスタイルだ。


タレは・・・あれ?2個入ってる。どういうこった?
どうやら、きざみタレという昆布の刻んだものが入ったタレと、旨みタレという昆布の出汁そのもののようなものと二つで構成されているらしい。

カラシは入っていない。入っていないといけない人にはお勧めできないかもしれない。

まず、タレのみを入れて実食・・・の前に、シートにも一工夫があった。
ちょっと切れ込みが入っていて、おそらく湿度の管理をしているっぽいのだ。
そういえば切れ込みの無いシートだと湿気がまばらだったような気がする。

このためかどうか、納豆を混ぜる時にかなりソフトなタッチになっているような気がした。

回り道したが実食の結果は・・・
確かに昆布の味が前面には出ている気がするし、納豆そのものの味もしっかりとしているが少し塩気が足りないか?
ちょっとこだわり過ぎたか?

そこでいつものように卵とねぎと豆腐、それにほんの少し醤油を足して(カラシは今回は抜いた)食ってみた。

ふむ・・・これは・・・・?!
かなり昆布が立って旨みが増したような気がする。

総合して考えてみると、相当な薄味の人なら美味しくいただけるだろうし、濃い味が好きなら好みの醤油を入れればいいと言う意味ではかなり美味いと思う。
特に納豆そのものの味を楽しみたいというのであれば、これはお勧めである。
シートにまでこだわったところはかなり好感度が高い。

今後買うときも元気豆さんの商品には注目したいと思わせる一品だった。

<起床時刻>
07:00

<体重・基礎代謝・体脂肪率>
76.2kg
1699kcal
25.0%

<トレーニング>
DAY 151 #calisthenics #プリズナートレーニング
Wall handstands 60 secs
Half handstand pushups 2 sets of 10
Half one arm pushups 2 sets of 10
Head bridges 2 sets of 10
Navy squats 4 set of 11  

<今日の仕事>
保育園支援業務

<タバコ>
  - 紙タバコ
    ・開始Stock: 6箱16本(4箱追加)
    ・本数: 1箱14本

  - Ploom TECH Vape
    ・利用有無: ちょっとだけ吸った。

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2016年12月29日木曜日

バルス( ゚Д゚)< format c: パート3

このシリーズのパート1パート2で書いてきた経営戦略の授業は、同じゲームを使ったMBAコースも必修としてありました。

それまでは私の担当教授が全ての授業を行っていたのですが、私がこの授業を受けようとしていた直前のタイミングで新しい先生が入ってこられて、この先生が私の授業を担当いただけるようになったのは不思議なめぐりあわせだと思います。

授業を受けるようになるまでの1年間の間に、私はこのゲームのほとんど全てをマスターしていましたし、それは他の生徒には公平ではないのではないか?と思っていましたのでゲームに代わる何かをさせてもらえないかとこの新しい先生にお願いしたのですが。。。

「他のチームが何をするのかわからないわけだし、君がゲームに参加するのは問題ないと思う。」

と、聞き入れてもらえませんでした。

それまでの担当教授にも意見を求めましたが、「新しい先生の授業なわけだし、私が意見するのもどうかと思う。。。」と不思議な笑みをたたえながら特に干渉はされませんでした。

いいのかな・・・

と思いつつ、でもまあやらせてくれるというのであればやらざるを得ないわけですし、「後で後悔することになると思うのですが・・・」とかなり強く訴えたのですが結局は授業に取り組むことになりました。

当然このゲームのオペレータも私がすることになったわけで、やらなかったですが不正もし放題なわけなのですが・・・www

授業が開始され、ゲームの世界の一年目、私がチームになったのは南米系の陽気な二人だったのですが、とりあえずゲームの内容を一番把握していた私がある程度戦略について説明しながらしばらくは私がフロッピーを作成することになりました。

現実世界でもある程度同じように言えると思うのですが、やはり何を売るにしても市場を支配するのは品質だと思います。

私の1年目の戦略は借り入れを行って工場の生産能力を3倍程度に高めつつ、品質をそのゲームが取り得る値の最大にまで高めるということでした。

さらに他のチームが行ってくることがわからなかったため売り上げ予測は「辛め」にして設定し、資金繰りが圧迫されないように余裕を持って戦略を立てたのです。
私の予測では、MBAの生徒の集まりなわけですからかなり激烈な競争を想定していたのですが・・・

初年度の結果は8チーム中3位と言う結果に終わりました。

授業の教授は「それ見たことか」とほくそえんでいたのですが、結果の分析を行った私は驚くべき事実を知ることになりました。

ほとんどのチームがほぼ何もしていなかったということです。

確かに初めてのゲームですので、様子を見るというのは当然の戦略とは思うのですが、この時点で私のチームはゲーム世界最大の生産力と、他のチームでは絶対に超えられない品質の高さを持つことになったのです。

ではなぜ1年目の結果が3位になったかというと、このゲームが持っていた「自社ブランドでの売り上げ」と「OEM(ゲーム内の架空の会社のブランド製品受託製造)生産の売り上げ」の内、自社ブランドでの売り上げ市場が「他のチームが何もしなかった故に需要が供給を大きく超え、どのチームが生産したものも売り切れたからです。

つまり、最も楽観的な値段で売ったチームの売り上げ金額が大きく伸びたため、他のチームとの競争を想定した私のチームの売り上げは「もっと高く売れたものをかなり安く売ってしまった」ために利益がそこまで出なかったという結果だったわけです。

この分析の結果、私にわかったことは他のチームはこの時点で品質面でも生産能力面でも競争相手にはなれず、以降、私の思いのままに市場を独占できるようになるということでした。

この授業の担当教授が「ゲームのルールを知り尽くした人間が何をできるか」について思い知ったのはゲームの2年目でした。

説明が難しいのですが、このゲームではOEM生産の市場はある程度「安定した売り上げが見込める」もので、自社ブランドでの売り上げを超過する生産についてはOEM生産で売ることで会社の資金繰りをある程度固い予測の元に計画できるようになっていました。

逆に自社ブランドでの販売は他のチームとの競争が発生するものだったため、全てを自社ブランドで販売すると競争に負けた場合に大きな穴をあけてしまうことになります。需要予測上は2年目もゲーム全体の生産能力が追い付いていなかったため、問題にはならない程度でしたが。

1年目の結果、その時点では自社ブランド向けの需要を満たせていないことがわかったため、他のチームは生産能力を高めながら、他のチームとの競争に備えてある程度固い戦略を取ってくるものと思われました。

また、初年度3位だった私のチームの生産能力と品質はそれほど注目を受けていなかったのですが、他のチームから見れば自社ブランド向けの販売を増やして利益の最大化をするだろうと予想するのが当然だと思われました。

つまり、他のチームはある程度の予定調和の中でゲームが進行するだろうという予測の元に戦略を立ててくると思われたのです。

そこで私が着目したのがOEM向けの販売でした。1年目が終わった時点で私のチームの生産能力はOEM生産のほぼ8割を賄える状態だったので、ブランド向けの販売をせず、全ての生産能力をOEM向けに仕向けてしまえば、ほぼOEM市場が独占できることになるわけです。

逆にこのゲームでは一度OEM向けの製品を生産して売れ残った場合、余剰在庫として売れ残ってしまうことと、売り上げ予測の中でのOEM製品販売はほぼ「当たり前に売れて運転資金として使える」と普通であれば考えるため、他のチームがこの市場で製品が売れなかった場合、資金繰りに大打撃を与えることができると予想できました。

2年目、私のチームは会社の利益を追求せずにその時点で世界最高品質の製品全てを、安いが品質が高ければ確実に売れるOEM市場に販売しました。

・・・・・・

2年目のオペレーションの結果、他のチームはOEM市場に向けた製品がほぼすべて余剰在庫として計上され、安定的に入ってくるはずだった運転資金が枯渇し、都合3チームが実際に倒産し(すべて私が倒産寸前になるように調整しましたが)、その他のチームも全て倒産寸前の状態に陥ったのでした。

倒産寸前に陥ったチームは工場の生産能力を含めた資産の見直しを余儀なくされ、自社ブランド製品の品質向上どころではなくなってしまい、逆に確実な売り上げで利益を上げた私のチームはさらに生産能力を向上させることで、3年目は私のチームの生産能力が8つの会社からなる世界のほぼ4割の生産能力を持つにいたったわけです。

授業におけるこのゲームの割合は4割と非常に高く、この時点で私のチームの3人以外はほとんど壊滅状態になってしまったため授業全体が崩壊寸前の状態に陥ってしまいました

そして都合10年を進行させるこのゲームの内、5年目までに私のチームは単独で世界市場の6割の売り上げを独占することになりました。

当然他のチームの人も私がこのゲームのオペレータを行ってきたことを知ることになり、この授業の担当教授は私をゲームから外さざるを得なくなったわけでした。

結果として、私はこのゲームを行った授業としては初めて、授業途中でグレードAを確約された上でコンサルティングを行うという訳のわからない生徒になったわけでした。

あまり気にしなかったですが、その後の授業での私の位置づけは非常に微妙なものになり(他の人にしてみればほぼチートしていたに等しいわけですから当然ですがwww)、コンサルティングの受託は初めの内はほぼありませんでした。

その内、コンサルティングをさせていただいたチームが話し合いの結果成績を上げていくのを見るのはとても気持ちのいいものだったことも覚えています。

授業は最終的に他の全てのチームが奇跡のV字回復を達成し(ここはさすがに皆MBAを受講しているだけありました)、優秀な成績を収めて終わりました。

ちなみに私のいたチームは最終結果3位に終わりましたwww 常に陽気で楽観的な南米出身者にしては健闘したと思います。

このゲームを通して色々なことを学ぶことになったわけですが、現実社会で評価されることもないのは言うまでもありません。今となってはいい思い出にしかなっておりませんwww

ここまで長いシリーズになってしまいましたが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

2016年12月27日火曜日

バルス( ゚Д゚)< format c: パート1

今回はアメリカ留学中にあった出来事を書いていこうと思います。

MBAのプログラムを受講できるようになった時に、かねてから友人に聞いていたGraduate Assistantship(以下GA:教授の手伝いをして時給20ドルがもらえるバイトみたいなもので、時間制限が一枠週10時間であるものの、時給がとても良いので人気があった)という制度に参加させてもらるよう、MBAの学長みたいな人にお願いしていました。

ある程度成績も安定していたため、色々学長に文句を言われながらも(申請がとても多くて、且つ個別にお願いに来る生徒も多かったみたいです)なんとかGAをさせていただけることが決まり、初日に担当になる先生のところに行った日のことでした。

学長とあいさつに行った時に確か僕は目の前にはいなかったですが、声が聞こえる範囲で学長と担当の先生が言い合っているのが聞こえました。


ざっくりと
「使える奴をよこせって言ったのになんで、留学生を連れてきたんですか、学長?アメリカ人でも難しいポジションなのに留学生ができると思えないのですが?
こんな感じでした。

いや、もう入る前からこれですか?

なんとか話している内容が聞こえるぐらいでしたし、話し方が速すぎてわからなかったのですがなんとか学長の説得が終わって、学長は「頑張れよ」みたいなことを言って去ってしまい、担当の先生と二人になった時に明らかに不機嫌な感じで先生はこう言い放ちました。

「時間がかかっても構わないけど、このマニュアルを理解してシステムを使いこなせなかったら君は首だ。GA自体はやめなくてもすむかもしれないが、私の下では働いてもらえない。」

いやいや、そこまで言われますか?

渡されたのは「User's Manual」と「Operator's Manual」で、「Operator's Manual」はA4サイズで漫画の単行本ぐらいの厚さ、ぱらっと見た感じでは特殊な用語が5割ぐらいで全く意味がわかりませんでした。

それと、私が自分のPCを買ったのはこの時に先立つ3か月前ぐらいで、ブライドタッチは習得していたもののPC自体は全くと言っていいほど素人でした。

しかし、事前に学長からもGAは他の学生の申請も多くて狭き門だと言われていましたし、ここでやめるわけにはいかない、こっちも生活が懸かってる( ゚Д゚) と「全力を尽くします」と答えました。

今から考えると、他のGAの仕事は仕事時間中に自分の勉強しても良かったり、どちらかと言うと私の先生が特殊だったみたいなんですが、私にとっては本当に幸運な出会いだったと今では思えます。
ただし、この時は完全にビビってしまっていましたがw

実際に仕事を始めてわかったのは、意外とこの先生がかなり詳細に手順を教えてくれて、且つ対応するマニュアルの箇所も同時に示してくれながら後でもわかるようにしてくれたのと、アメリカのマニュアルは最初から順を追って読んでいけば「誰が読んでもわかるように」書かれているので、実際にやってみるとそれほど難しい内容ではありませんでした。

オペレーションは基本的に、学生が提出してきた戦略の入ったフロッピーディスクを一枚一枚データ取り込みし、全部取りこめた段階でゲームの世界を一年進行させて結果をそれぞれのフロッピーディスクに更新して生徒に返す、というものでした。

このゲームは僕にとって今ではなじみの深いエクセルのマクロで作成されていて、本当に大変なのはエラーが起きた時の対応だったのは、開始後しばらくしていくつかの学生のチームが「倒産」してしまってからわかったのですが・・・・

学生の戦略は、基本的には資金をどのような形で利用するか、例えばコスト圧縮にコストをかけるのか、ブランドイメージ向上のためにこれこれの金額で芸能人を雇うとか、品質を高めるためにコストをかけるとかで、さらにそのための資金をどのように都合するか、例えば売り上げで見込むのかとか、借り入れするかとか株式発行するかとか結構細かなことができたのを記憶しています。

それに世界市場動向で世界市場全体の売り上げを操作できて、新聞の株式指標のS&Pとかの切り抜き記事から株価上昇指数とか、先生がこのタイミングで世界恐慌を起こしてターンアラウンド戦略を学ばせたいとかができました。

で、、、エクセルのマクロで結構複雑な仕組みを作ったことがある人ならある程度理解いただけると思いますが、不正な値が入ってしまうと予期せぬ動きをするもので、あるチームが倒産するとそのチームをなんとかして倒産寸前の状態に回復させて存続させるか、倒産させてチームを解散(この場合試験や論文の内容を加味してセメスター途中でF(FailureのFだと教わりました)をつけて以降受講させないかの決断をしないとゲーム自体が続けられなくなっているものでした。

今となってはゲームの選択に無理があったのではないかとも思うのですがwww

当然チームメンバー全員にFをつけるわけにもいかず、教授の立場としてはできるかぎり出席率があからさまに悪いなどの生徒だけ落第させて、チーム自体は存続させ、個々人の努力と成績に応じたグレード(成績)をつけてその授業を終わらせたいわけです。

つまり、倒産するような戦略を選択をしたチームの戦略自体を分析し、そのチームの戦略を倒産寸前の状態まで回復させると同時に、他の頑張っているチーム以上に「勝たせない」ことが必要になってくるということです。

これをするためには、月次で負債の利子支払いを持っていたこのゲームではどのタイミングで不渡りが起こるかを逆算し、不渡りを出さないところまで資金調達を見直し、資金調達を行った理由である投資を縮小させ・・・という高度な会計知識を要求されるわけで、毎週「戦略フロッピー」を提出させていた私の担当教授は私が入るまで、生徒が週末に戦略を立てられるように翌日の金曜日までに一人ですべてをこなしていたということだったのです。

人に教えるためには時に倍以上の努力と教える人数分の時間を必要とするものなのだなぁ・・・と感心しながら、毎週フロッピーが提出される木曜日はこの担当教授と共に阿鼻叫喚地獄をしばらく続けることになりました。

私の運が良かったのは、GAとして仕事を始める直前に、しかもアメリカでの初めての授業で会計学を勉強していたことだったと思います。そのため、かなり新鮮な知識で会計用語を理解して、その知識をフル活用して倒産を回避させるための手法を教授から直接学べたわけです。
ある意味これほどの授業は私が受けたMBAプログラムの中ではなかったと思えるほどでした。

1回目のセメスターが終わるまでにはどのようにすれば倒産しないように調整し、そのチームが失敗から学ぶためにどのように修正を加えるべきかについて教授とディスカッションができるまでになれました。

私はMBAプログラムの終了までの間の2年間このゲームと付き合うことになったのですが、残りの1年半は教授に召喚されて、倒産寸前のチームにコンサルティングに出かけることになりました。とは言ってもめったにないことではありましたが・・・

ある時は通常4~6人のチーム構成のチームが脱落者続出してかわいそうな女の子一人でどうしてよいかわからないという状態に派遣されたこともありました。たかがゲームとは言え、二人っきりで倒産を回避したら付き合う付き合わないは別にして一生の付き合いをする友達にもなれたんじゃないかと思いますが。。。

派遣された女の子も得体のしれない日本人が派遣されたときは面食らったようだったですが、狼の徘徊している森に一人取り残されたリスぐらい震えながらわかりにくい日本語アクセントに文句も言わずに聞き入っていたことを昨日のことのように思い出せます。
ちなみに結構可愛い女の子でした。が、私も自分の授業で忙しかったのでゆっくり話すこともできず・・・(という言い訳をしてみる)

今回はここまでにして、次の記事で続きを書かせていただきます。

バルス( ゚Д゚)< format c: パート2

このシリーズの前回の記事はこちら

毎週木曜日になると提出されたフロッピーでシステム更新を続ける毎日を送りながら授業を受けるということを続けていたのですが、その頃になると仕事も多くなっていたので自宅のPCにこのゲームのオペレータープログラムをインストールして夜遅くなった時は自宅で作業をすることも多くなってきた頃のことでした。

疲れてビールかウィスキーを飲みながら作業をしていたのだと記憶していますが、PCのディスプレイに花火が上がってあまりの訳のわからなさにそのまま寝てしまったことがありました。

おそらく提出されたフロッピーの中に「happy99.exe」に感染したものがあったのだと思われます。

翌日早朝に出勤して職場のPCでなんとかその週を終わらせたのですが、帰って勉強しようにもPCがうまく動かず・・・

その頃には大学生の友達が何人かいて、電話して聞きまわったのですがPCは治らず・・・

八方ふさがりの状態で、今は米国陸軍で将校をしている友達に言われたのが題名のコマンドでした。

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format c:

当時Windows98を使っていたのですが、意外とOSからコマンドプロンプトだけで起動して、上のコマンドが成功したのですが・・・

PCは真っ黒い画面に「No bootable disk found」みたいな意味不明な言葉を繰り返す箱と化したのでしたw

今思い返せば「format c:」と言うコマンドが何を意味するかは火を見るより明らかなのですが、当時PCがどのように動くかなど考えたこともない僕が行ったこととしては無謀なのはPCのインストールをしたことがある人ならすぐわかることだと思います。

「Dude, you just need to slip in the recovery disk. That'll settle all things down alright」
(意訳: リカバリーディスク入れたらすぐ直るっしょ?それだけで問題解決やん」

僕のPCは地元の小さなPC工場で性能を指定して作ってもらった製品だったため、リカバリディスクみたいな大手のPCメーカが作ってくれるようなものは何もありませんでした。

代わりに地元のPC工場がPCと一緒に梱包してくれてたのは、文明文字が一切記載されていないCDとフロッピーディスク、それからマザーボードのマニュアルとWindows98のオペレーティングシステムディスクでした。

それからの3日間、Windowsのインストールマニュアルと格闘し、インストールが終わったらEthernetアダプタのドライバがないと怒られ、名前が書いてないCDとかフロッピーを入れながら要求されているドライバがなんなのかもわからず・・・

インストール直後に問われる必要なドライバがいつも変わってどれを入れていいかわからない僕は、「ではハードウェアを一回に一個入れたらいいのではないか?」と思い、思いつく限りのコンポーネントを外して一個ずつどの形をしたパーツ(その時はネットワークアダプタとフロッピーディスクの違いが判らないレベルで無知でした。今思えば笑えないレベルでw)にどのCDとかフロッピーディスクが適合するかを確認し、一つ一つ書き留めて突き止めました。

3日間、徹夜してまともに動き出したPCは、まったく新しく生まれ変わったPCというか相棒のようにキラキラ輝いているものに思えました。

半年後、別のウィルスに感染して、今度は1日で復旧したPCは、「いつもと変わらない姿」でそこにいたのは皮肉というか今でもそんなもんかって感じですがwww

それまで書いた論文はすべてまっさらになっていましたが・・・

一つ一つ、魂を込めたつもりで書いた論文は、今思えば全くのタワゴトだったように思います。死ぬほど調べて頑張った論文も、結局は努力した事実だけが意味を持つのだなぁ・・・と今となっては思えます。

思えばこの時、PCを何もわからないところから組みなおした経験が今の僕の根本を作ってくれたんだと思います。
お金もなく、PCを買いなおすこともできず、相談すべき人もいなかった僕が10万そこそこのPCをなんとか使える状態にするのが、今思えばなんということもない作業ですが、本当に貴重な体験だったんだと思えます。

ちょっと本題から外れますが、職場のPCは感染せずに私のPCだけに感染したのは私のPCがセキュリティソフトを敢えて外していたことが理由です。

セキュリティソフトを外していた理由は、その頃友達とやっていた「Age of Empire」というゲームのネット対戦がセキュリティソフトを入れているとどうしてもできなかったからなのですが、このころの経験からセキュリティソフトの有無に関わらず、大切なデータは可能な限りシステムパーティションから離れたところに格納し、二重化して別々の場所に保存するようにしています。

これは、前提として、セキュリティソフトで完全に感染を防ぐことは不可能だと考えているからです。まして自分の会社が出している広告をウィルスと検知してしまうようなおバカな大手セキュリティ会社がいる時点で全く信用できないわけですし、時にバージョンアップでブルーバックのストップエラーを出すようなセキュリティソフトもある以上、大手セキュリティ会社を完全に信用してシステムを運用するなど僕の考えでは全く受け入れられないです。

PCを復旧している間、授業はいつものようにこなし(この時点でPCはなくても普段の生活は絶対に過ごせる自信を持ったんですが)、仕事道具のPCが治り、治ったからと言って誰もほめてくれるわけでなく、いつもの生活に戻ったわけでした。

そんな夢中で仕事と勉強をしていた毎日を過ごしていたある日、担当の教授に呼び出されました。

普段の厳しい態度の教授から想像して何か最悪な事態(なにかやらかして首を切られるとか・・・)を想像していた私に、教授は一枚の紙を見せ、

「これは君のGAとしての評価表で、学長に提出して君の働きぶりを報告するものだ。」

と説明してくれました。そしてその場で、なんと私のいる目の前で評価を始めたのです。

評価内容:「言われた仕事を忠実にこなすことができるか・・・?」
評価: Excellent(5段階評価で5)

・・・・・・・・・

評価内容:「あなた(教授)の役に立っているか・・・?」
評価: Excellent

全てに最良の評価をつけてくれた教授は、丁寧に私の前で封緘し、私のいる目の前で秘書の女性に手渡しで学長に渡すようにお願いしてくれたのでした。

生きているといろんなところでいろんな評価を受けるものだと思います。そんな色んな評価の中で、私の人生の中で、これ以上の評価をしていただいたのは、ユーザさんに「助かりました。ありがとう」と言われた以外ではなかったと思います。

そしてその評価の最後に、「アメリカ人も含め、君ほどの優秀なGAは今までの経験でいなかった・・・」とまで言っていただけました。
今この記事を書いてるこの瞬間、教授がおっしゃった言葉は長く忘れていたことですが私の人生で3位以内に入る「私が感動した言葉」だったと思います。

教授はとても厳格な方だったので、この時初めて普段疑問に思っていたことを質問させていただける機会にもなりました。

いつも、教授の部屋の壁にかかっている、ただの小麦粉の袋を額縁にかけているものについて疑問に思っていたのですが、その時初めて質問させていただけました。

私: 「先生、いつも疑問に思っていて聞けなかったのですが、先生はなんの変哲もない袋をあそこの壁にかけておいでですよね?」

教授: 「その質問をしてくれる人がいつか来てくれることを今まで待って、この袋をここに飾ってたんだよ。君が初めてその質問をしてくれる人になったわけだが、よく気づいてくれた。この袋は私のひいおじいさんが、彼の経営していた袋工場で作成していた袋なんだよ。当時、私のひいおじいさんはこの袋を1つ作るごとに数セントを稼ぐ仕事をしていたんだ。これはお金を稼ぐということが、地道で大変なことなのだと言う戒めの意味で掛けているものなのだよ。」

この時の沈黙の時間は、言葉で埋めなければならない何かではなく、教授と僕の間を不思議と埋めてくれる何かだったように感じました。

考えてみれば、大学時代の授業って特に印象にも残らないものだと思いますし、教授もそのことを重々承知していたと思います。

その上で、学生が過ごすその時間をただ単なる「時間」と捉えず、かけがえのない一瞬だと認識した上で「一切の妥協を自分に許さずに生徒に向き合う」姿勢を貫き通した私の担当教授は我々日本人の思い描く「Professor」そのものだったと思います。

そして、小麦粉の袋を作るという地味な作業の継続が生活を支える糧となりうることを教えていただいた唯一の先生でした。

実はこのGAの仕事はこれだけに終わらないので、次の記事で続きを書かせていただこうと思います。

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2016年12月19日月曜日

全日本おまん教

えー・・・ いきなり放送コードギリギリのタイトルで本当にすみません。

最近新しい職場に入ったのですが、昔経験した仕事の話をさせていただくことがあって、話し方の問題なのか僕の性格かはわからないのですが、止め時がわからないことがあるのでここに書いてしまえば仕事中にネタの話をする必要も少なくなるかなぁ・・・ と思って昔の仕事の話を書いていこうと思います。

いつも前置きが長くなる傾向があるので、早速本題に入りますが一点注意です・・・・

本記事は50%前後の割合で下ネタが含まれますっ( ゚Д゚)
不愉快に思う人はここでそっとこのページを閉じて下さい。私も一定程度の貴重な読者様を失うことを覚悟しています。
ただし、この話は私の仕事観を伝えるうえで絶対に避けては通れないのです。。。

で、タイトルの全日本おまん教がなんで仕事の話なのかという話なんですが・・・

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僕が大学の時にやったバイトの話です。社長に聞いたところ「企画の仕事だ」と言っていましたが、はっきり「何々業」と言える感じの仕事ではなかったです。

この社長と一回だけ、社長宅で真昼間からお酒をいただく機会があったのですが、その時に聞いたのが「全日本おまん教」というネタ(と信じたい)でした。

具体的には・・・

社長:「今でも実現できていないんだけど、ずっと宗教法人を立ち上げたいとおもってるんだよね。」

俺:「そうなんですか?どうな宗教なんですか?(変な勧誘されないだろうな((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル)」

社長:「全日本おまん教って言うんだけどね・・・」

俺:「は、はぁ・・・・?」

非常に面白い話だったんですが、昔すぎて具体的に覚えていないのでまとめると、女性のための宗教だそうで、名前から想定できる通り、教義は「男は教徒の全ての女性を性的に喜ばせなければならない」というものでした。

なんでこんな話になったのか全く覚えていないのですが、この社長さんとてもかっこいい人なのです。なのに、女性とセックスするためには土下座しまくったこともある・・・と豪語するような別の意味でもカッコいい人でした。

それでも、自分に命じた教義故に、必ずしも望ましい女性ばかりではなかったようで・・・

社長:「一度だけ・・・本当に一度だけだけど、どうしても立たなくて顔にハンカチかけさせてもらったことがある・・・」

と、恥ずかしそうに言っておられました。

こんな破天荒な社長さんがやっておいでの仕事だったからか、なんだかおバカなハプニングの多い仕事でした。

仕事は基本的にイベントがあるところに子どもを楽しませる企画をするようなものでした。
例えばあるイベントホールに子ども用のセクションを作って、プラスティックのボールが満載された、子どもが中に入って遊べる背丈7メートルのバルーンを置いて、その横で鼠のぬいぐるみのついたモーターで動くボールを500円で売る・・・みたいな訳のわからない仕事ですね。

そんなイベント系の仕事だったんですが、たまぁに被り物の仕事があって、あるスーパーで子どもを喜ばすためのスーパーヒーローイベントみたいな仕事をしばらくさせていただきました。

「サンバルカン」世代の僕にはよくわからなかったのですが、被り物の中にあったのが「カブトー」とか言うカブトムシがモチーフになった戦隊ヒーローでした。

胴体部分がプラスティックのプロテクターみたいになっていて、当時ラグビーで鍛えていた僕がつけると体の動きをかなり制限されるものだったのを記憶しています。

こういう企画ものって、大体が3・4歳のお子さんを対象にしているものだったのですが、10歳以上向けの企画も並行するみたいで、なんだか当時非常に流行っていた「ミニ四駆」とか言うイベントが真横でありました。

大体中学生に上がるぐらいの子たちにとって、プロテクターつけた被り物の大人は恰好の獲物というのは、今考えれば言うまでもないことでした。

多分、当時歳の頃は12歳ぐらいの男の子で、なんだかプロテクターが異常にお気に召したのか後ろからストンピングキックをかましてくるお子様が居られました。

かつて男の子だったことのある人だったら記憶にあると思いますが、この年頃の子たちって特に面白くもない、冗談にもならないことを激しく繰り返す傾向にあるようです。

何が面白かったのか、毎回出演する度になんだか激しく後ろから蹴られ、当時は血気盛んだった私も「仕事だから・・・」と3時間ほどは我慢していたのですが、固いプラスティックの被り物してる私が3歳ぐらいの子どもを抱き上げようとした瞬間に後ろから蹴られて危うく抱き上げようとした子どもにプロテクターでぶちかましをかましそうになった瞬間に何かがはじけてしまいました・・・・

立ち上がりざまに振り返ると同時にローキックで少年をノックダウンし、気がついたら馬乗りになっていました。

怒りを最大限に抑えつつ、お面の下で涙目になった僕の口から出てきたのは今思い返すと恥ずかしいぐらい口下手だったと思います。

「中に入ってんのは人間なんぢゃゴラ。いてまうぞ?」

運よく周りにそれほど多くの大人はいなかったものの、さすがにやヴぁいと思った私は軽く小刻みに震えている少年の脇を持ち上げて立たせ、肩を軽く叩いて幼い子どもの遊び相手に戻ったのでした。

訴えられちゃうかな・・・とか心配していたのですが、翌日、同じ少年が私の元に恥ずかし気に近寄って来て、「昨日はごめんなさい・・・」と小さな消しゴムの車をくれたのは今でも良い思い出です。もらった消しゴムの車はなくしちゃいましたがww

このバイトをしていたのは夏休みの2週間程度だったと記憶していますが、うれしいハプニングも多かったです。

夏は女性が薄着なのは今でもうれしいことなのですが、幼児ぐらいのお子さんがおいでのお母さま方はなんといえばよいのでしょうか・・・ お子さんの世話で忙しいのもあるんでしょうし、ある種子どもがいるという安心感からなのか、母乳を飲ませていた頃の名残なのか、ブラジャーをつけない奥様方が多かったですね。

ある意味、大学生ぐらいだった私には異常な空間というか・・・夜のおかずには事欠かなかったというか・・・

そんな非常に刺激的な毎日の中、そんな邪な毎日を送っている私への罰なのか・・・ 今となっては笑いの神が降りてきたと言わざるを得ないようなハプニングがありました。

もしこの記事でここまで生き残った女性が居られましたら、お願いがあります。。。

例えお子様の世話が忙しかったり、暑い日が続いたとしても、せめてスーパーなどに行くときはブラジャーをして、首元がきちんと胸元を隠すシャツを着ていただきたいのです。。。

その日も無防備な若奥様に囲まれて、何と表現すれば良いでしょうか・・・ 私の息子はもうすぐ立派な大人になりなんとしていたわけでございます・・・

今でも奇妙にその瞬間だけは録画された動画を再生しているかのように思い出されます。

5メートル程離れたところで3歳ぐらいの女の子が「ごくーだっ(*´▽`*)」と叫んで私に無邪気に走って向かってきました。

その時、私はドラゴンボールのスーパーサイヤ人化した悟空の被り物をしていたのですが、ラグビーで鍛えすぎていた私には服の下に着るべき筋肉スーツが入らず、服の下はほぼ下着のみでした。筋肉スーツは胴体ユニット(胸板の厚い筋肉スーツ)と太ももユニットがあったのですが、両方とも日々の筋トレで筋肉がパンパンに張っていた私が着れるようなものではなかったのです。太ももユニットがあればその後の衝撃は軽減されたのかもしれません。。。

純心そのものの少女は私に向って文字通り突進し、私に抱き着いたと同時に「愛おしそうに」首を振ってスリスリし始めたのです。

3歳児のお子さんの身長、というか頭の位置は大体成年の腰辺りになるのは幼児と触れ合う機会がある方ならご理解いただけると思います。

無防備な奥様方に囲まれて、大人になりかける瞬間にありがちのそれこそ無防備になっている私の息子様は、純心すぎるょぅι゛ょの、ふっくらとしつつもしっとりしてて、且つ、弾力的な頬っぺたの強烈な左右フックをブロックなしで受けるわけです。

一応私にはこの年代のお子さんに対する性的な興味はないですし、あったとしても全力で否定したいのですが、この時の僕の心の声を表現するとですね、

いや、俺にそんな趣味はっ( ゚Д゚) あああっ! Noぅぉぉぉぉおおおををををっ

でした。

この夏、それ以降そんな攻撃を受けそうになった時、そんな強烈な左右フックから逃げるため、即座の内にお子さんを抱え上げ、ビッグなハグをするという技を身に着けたぼぉくでぇしたぁ・・・

そんな愉快で忘れられないひと夏を教えてくれたこのバイトの社長さんですが、やっぱり会社の社長さんらしく厳しさを備えた大変な人格者でした。

社長:「お金頂いて仕事をしているわけだから、寝坊とか訳のわからん理由で遅刻するとか本当にあってはならない。けどな、セックスさせてくれる女性がいて、仕事の前にしかそのチャンスがなかったなら、その時は無断欠席を俺は認めざるを得ない・・・」

多くは語る必要はないでしょう。世の中には仕事よりもずっとずっと大事なことがあって、仕事ごときで人生を棒に振るなんて今までのこの記事以上にバカバカしい・・・というお話でした。

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