<日誌本体>
朝起きて、母親の気配がなかったのできっと昨日と一緒で体調が悪くて寝てるんだろうと考え、静かに田んぼを耕す段取りを始めた。
とは言っても、何故か洗濯と、朝のコーヒーは作っていてくれたので水筒に入れてまずは耕運機の準備。
途中で燃料がなくなるので空ではなかったが軽油を入れる。
軽油タンクの「トラックター」の文字は親父の物と思われる。「トラック」の派生形だと思ったのだろうか?
しかしトラクターの意味を知らなかったので調べると「Tract」という単語で、パッと見動詞は見当たらないものの、「広がり」とか「道」とかそういう意味なんだそうだ。
一つ勉強になったものの、死してなおネタを提供してくれる親父・・・(*´▽`*)
そして、今日耕す田んぼである。
この田んぼ、二年前に初めて稲作をして12俵作りだした。
去年は米が多すぎたのと、連作障害を恐れて一年寝かせておいたのだ。
とは言えそこは俺の母親である。当時の反省点を踏まえて水道(みずみち)をつけたそうだ。
田んぼの際(きわ)にある溝を一人でつけたそうだ。恐るべし70歳。
そしてトラクターを田んぼの横に置いて他の準備をしていると、目ざといカラスが既に寄ってきていた。
土地を耕すと色々と掘り起こされるので、虫なんかを取って食っているらしい。作業中見ていると、どうやら主にミミズを食っているようだ。
かなりの量食っていたが、トサカ部分を膨らませてとても満足そうだった。
しばらくぶりの運転で、ちょっと考えないといけなかったが、トラクターは意外と操作部分が多く、そのおっとりした見た目と動き方に反して、車やバイクの運転程楽ではない。
上の写真はハンドル付近、左側のスイッチはウインカーやハザードランプなど。
右下のキーの部分の左にあるのは、左からブレーキロック(サイドブレーキ的な役割)と多分・・・緊急エンジンストップ・・・なんじゃないかな?そういえば使ったことはない。
座席の左側はミッションギア系なのだが、ここが多い。
上部は普通の車と同じギアチェンジなのだが、左下はロータリーのギアチェンジ部。
そして右下は全体の回転速度を切り替えるギア。
これら全てクラッチを切っての操作が必要になる。
そして座席右側。こちらはロータリーの上下動が右側、そして深さを調節するレバーが左側となる。
そう・・・とても多いのだ。
今後、どんな操作をしているか、というか風景動画を作る予定なので、どんな操作をしているかお見せする機会もあるだろうと思う。
とは言え、これはもはや土方の建設機械に近いものがあるのだ。
そして作業開始から7時間。18時になってようやく作業が完了した。
手元の田んぼが波打っているのがこうやってみるとよくわかる。
今後の課題として研究しなくては、、、、
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