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2020年4月28日火曜日

日誌 2020/04/27

今回記事より、ラベルで示している内容とある程度一致するような見出しを「――」の記号と見出しを少し大きくして赤色表示することで分かるようにしています。
日誌と言う形で日々配信する中で、読者の方が興味のないものだったりは当然あるかと思いますので、どうぞ読み飛ばして興味のあるところだけ読んでいってください。

<日誌本体>
今日も起きるのが遅くなってしまった。ちくせぅ・・・

でも多分眠りに落ちてから6時間ぐらいで起きたので、寝不足は寝不足で・・・ 夕方に30分ほどお昼寝しちまったぜ。ちくせぅ・・・

――Windows 10 PC からNAS 接続できない場合のトラブルシューティング――
今日は昼頃、お客様から電話があり、新しく購入したノートPC がネットワーク接続しているNAS に接続できないと相談いただいた。

初めはちょっとした手続きが必要なんだろうと思って気軽に対応を始めたが、結果、問題解消するのに1時間もかかってしまった。

間違ってこちらの記事に来てしまった人のために結論だけ先に書くと、Windows 10 の最近のアップデートでSMB 1.0 プロトコルが使えないようにされてしまった、というのが原因だった。

マイクロソフトのKB はこちら:
SMBv1 は、Windows 10 バージョン1709、Windows Server バージョン1709以降のバージョンでは既定でインストールされません。

こちらについてはいずれちゃんとした記事にまとめようと思うが、今回のケースでは、最近買ったPC が既設のネットワークNAS に接続できないというもので、最新のパッチが当たっているものを購入すると当然問題になると思う。

これが原因であるかを調べるのは意外と簡単で、Cortena というのか?従来の「プログラムやファイルを検索して実行」、つまりWindows 10 の左下に表示されている〇印の横にNAS のIP アドレスかコンピュータ名を入れて実行すると出てくるエラーで分かる。
(エクスプローラで検索すると特定できるエラーを返してくれなかったのが今回問題解消に時間がかかった原因である。)


ここで検索して出てくるエラーで、SMBv1.0 というキーワードが出て来たら、まず間違いなく上のKB で言っている内容となる(他のケースがあったら教えてほしい)。

で、対処方法だが、結論から先に言うと「プログラムと機能」にある「Windows の機能の有効化または無効化」でSMBv1.0 のクライアントを有効化をしてWindows 再起動すれば解決する。

Windows 8 からタブレット化を試みた名残で「設定」というかコントロールパネルがわかりにくくなってるので、画像で説明すると、Windows 10 のスタートボタンを押して、「Windows システムツール」の中にある「コントロールパネル」を開く。


カテゴリ表示の方法はいちいち覚えていないので、アイコン表示(小さいアイコンとか)にして、「プログラムと機能」を開く。


左側のペインにある、「Windows の機能の有効化または無効化」を開く。


「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」を探して、「SMB 1.0/CIFS クライアント」チェックボックスを有効にする。


「サーバー」が何をするのかはわからない。多分PC 本体に接続して共有するとかか、PC 本体をNAS 化する?とかそういうことだろうと思う。Windows システムをSMB NAS にできるかどうかもわからない(笑)

これで再起動するか聞いてくるので、再起動してネットワークを検索してあげれば、NAS 側の設定(ネットワーク探索を有効にしてなければ。そこはNAS を設定した人がわかると思う)次第だが従来通り見えるはずだ。

――中国ウイルス関連――
今日夕方頃、東京の新規感染者数が39人だったと言うのがニュースになっていた。2チャンネル(現5チャンネル)界隈では「これで収束した!」という意見が圧倒的なように見えたが・・・。

以前紹介した記事で、8週間で大体収束しているというイスラエルの数学者?(だったと記憶している)が言っている説もあったので、ひょっとしてピークアウトし始めたか?とアメリカのサイトを探してみた。

Tracking The Pandemic: How Quickly Is The Coronavirus Spreading State By State?
(Please let me know if the use of the above figure is inappropriate. Thank you.)

原文でも「少し落ち着いてきているように見える(、が油断は禁物である)」と言っている。そして、確かに100番目の症例から数えて42日から45日ぐらい、つまり6週間でピークを迎えているように見た目上は見える。

日本の場合は、検査数が少ないからか、検査に対する陽性率が高すぎるので統計と言う意味ではバイアスがかかりすぎてて正直わからないんじゃないかと素人目に思う。
言っておくが検査数が少ないと批判をしているわけではない。今回のウイルスに対してどのような戦略で当たるかについては、今となっては政策策定者に従うしかないし、結果どうなるかを見極めるしかなかろう。
そして、結果どうなったからと言って、すぐにこの国が変わるとは到底思えない。この国の官僚の腐敗は俺が物覚えがついた頃から話題になっていて、以前から考えてもより巧妙に、しかも悪質化しているように見えるからだ。

個人的な意見だが、今回の「症状や状況により、選択的に検査する」という方式については犠牲になってしまった方には同じ日本人として申し訳ないとしか言いようがないが、全体的な結果としては良い方向に働いたんじゃないかと考えている。
「四日ルール」は本当に意味が分からないし、もっと選択の基準を実践的なものにはできたんじゃないかと素人目には思うが・・・

ちなみにアメリカCDC のレポートで見ると、陽性率は大体20%ぐらいらしい。

Key Updates for Week 16, ending April 18, 2020
(Please let me know if the use of the above figure is inappropriate. Thank you.)

真ん中あたりにある黒い線がそれである。ザクッと見て直近は週に70,000人程度検査しているようだ。

それと、同じCDC のレポートで以下のようなものを見つけた。

ちなみにWeek 16 はまだ集計途中なのでこれから増える可能性が高いと書かれている。通常の蔓延(Epidemic )の状態である6.9% が黒い曲線で書かれているそうだが、3倍以上に跳ねているのがわかる・・・
これは、PIC (肺炎、インフルエンザ、中国ウイルス)を合わせた死亡率である。

これが中国ウイルス単体で増えたものなのか、そうでないのかは正直わからないが、当然集中治療室や人工呼吸器などが占有されているという理由で巻き添えを食っているものもあると思われる。
ただ、この情報を見て「医療崩壊」という言葉を使うのは現場で頑張ってくれている医療従事者の方に失礼すぎるので・・・言いたくない。なんとか終息まで頑張ってほしい。

(まずはリアン君のき〇たまでも見てなごんでほしい)


日本の情報はあまりにも統制されていて、わからない部分が多いため、多くの人が想像で「あーでもない、こーでもない」と騒いでいるようにしか見えない。
仮に、かなり乱暴な話だがアメリカの現時点までの死者数と人口の比率を日本に当てはめるとすると、

アメリカの人口 3億2,820万人
アメリカの現時点までの中国ウイルス死者数 53,931人
日本の人口 1億2,650万人
人の動きや医療環境などを全く無視して導き出される日本における現時点での中国ウイルス関連死者数(推測) 20,786人

日本の年間死者数が137万6千人なので、仮に上記のような最悪の状況だとしても後で通常よりも異常に多くなっているのが判明するというぐらいじゃないだろうか。

仮に今の情報(感染者数が少ない)が正しいとした場合、色々な人が言っているBCG が影響しているのではないかという点についても
Can a century-old TB vaccine steel the immune system against the new coronavirus?
で紹介しているが、まとめちゃうと「より詳細な調査をしてみないとわからない」と言うことだ。

通常ワクチンは特定のウイルスに対するT-細胞などの免疫機能に特定の型を覚えさせてそのウイルスに対する耐性を作るんだそうだが(詳細は上記記事に譲りたい)、BCG は「ひょっとすると他の標準的な免疫系機能を刺激して強化しているんじゃないか?」という推測をしているらしい。
この調査については結構前から2014年、2016年と調査されていて、有効かどうかまだわからないという結論が今のところ出されているらしい。

確かにBCG の原株?で作っている?ものを摂取している日本を含む国で圧倒的に罹患率が低いらしいので、その話が本当で、その結果が今の日本の異常とも言える患者数の少なさに表れていて欲しいものだが、本当のところがわかるのは騒動が終わってからになるだろう。

(無意識に舌が出てしまっているこころさん)


それよりも、再陽性の問題がここに来てニュースになっているのが気になっている。
日本では熊本の学生が再度陽性になり、今度は家族も感染してしまっているらしい。
【新型コロナ】女子学生は「再陽性」か「再感染」

今後ゲノム解析でこの学生がもともと持っていたウイルスが再度活性化して家族に感染したものか、家族が他で感染して学生が再度他のウイルスに感染してしまったかについて調査するようだ。

中国でも再陽性の問題が取り上げられている。
焦点:中国でもコロナ「再陽性」増加、SARSにない未知の特性

このウイルスについては以前も紹介した通り肺ではなく、血管内皮に感染するのではないかと言われていたり、わからないことがまだまだ多い部分がある。

ここからは完全に個人的な予想だが、今回このまま数字上の感染者数が減ったとしても行動自粛が解除されるのは5月末ぐらいではないかと考えている。
色々な省庁や経済主体などが論争を行うだろうと思うが、その特性として愚鈍なまでの保守性が処世術の王道になっている官僚組織がそんなに即座に政策決定できるとは思えないからだ。

ただ、他のサイトなどで言われているように、楽観論としては5月で完全終息というシナリオもあるようだが、その後5月下旬から7月にかけて第2次感染拡大が起こるのではないかと言う悲観論もあるようだ。
上の再陽性の記事や、単なる肺炎とは言えないような症状を合わせて考えると、悲観的に見て行動する方が良さそうな気がしている。

(昨日の俺の写真で腰回りが・・・とか言うメールが来たが、こいつと比較しやがれぃっ)


予想としては5月下旬でアルコールなどが手に入るようになると思うので、その際には迷惑にならない程度多めに購入して次の波に備えた上で、出来る限り感染しないように通常の生活に戻る方が賢明ではないだろうか。

最後に、上で官僚の腐敗について少し触れたが、現時点で安易な政権批判をしている野党や、仮に維新の会などの野党が政権を担ったとしても現在の体制はそう簡単に変わらないだろうと言うのが個人的な意見である。
そのため、現時点では自民党を支持しているし、野党に入れようなどとは微塵も思っていない。
「政府配給のマスクが公明党支持(写真が貼ってあったからそうだと思うと主張)の会社が納品していて、それを隠していたのは安倍政権だ」、「忖度があったのではないか!追及しなければならない!」とか言ってる左翼政党やマスコミが日本社会の血脈に深く食い込んだ官僚体制をひっくり返せるとはどうやっても思えない。
(パフォーマンスをしたかっただけだろうが)実際しようとして見事に日本社会を崩壊一歩手前まで追い込んでしまった政党があったではないか。

<起床時刻>
10:00

<体重>
79.4kg

<血圧>
h. 158 l. 99 p. 67 

<肺活量>
4,000cc
前回測定から200ccも減ってしまった。何もしてないから当たり前と言えば当たり前だが、2週間があっという間に過ぎていることに愕然とする。後2か月・・・

<今日の仕事>
サポート作業、研修その他。

<食事>
・朝食


・昼食


・夕食


<タバコ>
  - 紙タバコ
    ・開始Stock: 7箱6本(6箱追加)
    ・本数: 1箱18本

  - Ploom TECH
    ・味: 吸ってない。

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2020年4月2日木曜日

日誌 2020/04/01

<日誌本体>
朝、ほぼ予定通りに起きれた。
今朝の血圧は下が少し高いぐらいか?そういえば昨日薬飲んでいないな・・・ 飲まなければ・・・

体重は昨日と比べると1kg 減。やはり酒を飲むと体重減少の妨げになるようだ。まずは金曜日まで抜いてみよう。

起きてから色々なYoutube の動画分析などをチェックしていて、そういえばGardenscapes の初期ブースターについて説明書きに入れないとな・・・と思い、取りあえず公開設定したものだけは全部変えてみた。

それから少し開始が遅くなったが請求書作成を始めた。
始めて・・・エクセルの改ページがおかしくなってページがきれいに収まらなくなってしまった。こういう時はGoogle 先生に聞くべし・・・

「改ページプレビュー 解除」で検索して一発で出てきた。今日はついてる。
どうやらページレイアウト辺りにあるようだ。今使っているのはOffice 2010 バージョンなので、他のとは違うだろうが基本はそんなに変わらないと思う。


画像は少し消えかけてるが、「全ての改ページを解除」と言うのがある。

――トレーニング後――
トレーニングから帰ってきてメールを見たら、メルマガとか言う毎晩21時頃配信されているものが来ていた。

件名に「財務省が謝罪」と言う文面があり、興味をそそられたので見てみたら、おおざっぱな内容は「財務省が日本の借金を増やし、多くの国民を殺している張本人であることを謝罪した」と言うものだった。

そこで気が付いたのが今日がエイプリル・フールなる日だと言うことだ。

ちなみにこのメルマガは即刻登録解除した。エイプリル・フールだとは言え、大の大人が書くような内容とは思えなかったからだ。しかも何一つ楽しい要素がねぇっ ( ゚Д゚)
「○○政治を許さないっ」とか言うキーホルダー(あれってどこから予算が出てるんだろうか?)着けて恥ずかしげも歩いている共〇党の婆さんどもと何が違うのか?

一面として、財務省などの官僚やおそらく主にそのOB達が日本社会のガンであることは疑いようのない事実だし、その点について非難する声は上げていくべきだろうと思う。

これは単なる想像だが、今回の新型コロナウィルスの問題が中国で発生した時に日本政府が中国共産党に忖度した理由は厚労省のOBが中国関係から甘い蜜をもらっていたことが理由なのではないかと考えている。
さすがに現役官僚が蜜をもらうことはないだろうが、引退後の天下り先候補のOBに言われれば従わざるを得なくなるような気がするのだ。

しかし、全面的に組織を解体しろだの、安倍さんを個人攻撃することになんの利益があると言うのか?
日本社会が構造的な問題をはらんでいるのは間違いないが、例えば二重国籍で国会議員になってしまうと言う暴挙に及んだ中国共産党の手先が「二位じゃダメなんですか?」と言って予算をバッサリ切ってしまった結果どうなったか?
(文字ばかりになってしまうので、ついでに魚拓を貼っておくことにする)


確かに日本社会にはとんでもない量のぜい肉がぶら下がっている。だからと言って丸ごと切って必要な筋肉(しかもただでさえぜい肉に栄養を摂られすぎて弱り切っている筋肉)を切ってしまったら、その部位が完全な機能不全を起こしてしまうのは誰にでもわかる話のはずだ。

その点の反省を全くせずに現政権の批判(しかもたかが花見を公費でしたとか言う批判)しかしない野党はただ政治空白を作りだして日本の政治を停滞させようとしている確信犯にしか見えない。
仮にそうだとしたら目的は達しているようなのである意味有能だと言わざるを得ないが・・・

現実的な改善方法があるとしたら、まずはぜい肉を少しでも減らしつつ、筋肉を増強していく方法を模索するしかないんじゃないか?
日本の体力を削ることにしか興味のない国賊左翼にはすぐにでも餓死してもらいたいものだが。

今日はいつも行っているルネッサ長門のトレーニングルームが久々にオープンしたので行ってきた。とは言っても、断食明けで高負荷トレーニングをしては脂肪が増える可能性があるので、トレーニングマスクの検証がてら歩くだけにした。


(画像はこちらからお借りした: ガジェットジャパン

夏に向けて肺活量を増やしたいのでAmazon で買った商品である。
 
(誰も買わないと思うが、このリンクから購入してくれると手数料が少しだけ俺の懐に入る:アマゾンのアフィリエイトはクリックだけでは駄目である)

購入後しばらく経つが、まずは感触になれるため高度900mで着けて歩くだけというのをジムが閉鎖されるまでしていた。
今日はさすがに感触に慣れてきたので、高度を二倍にしてみた。まだまだイケそうな感じがしている。しばらくは歩くだけで丁度良い負荷の高度を模索していきたいと考えている。
ついでに飛沫感染をある程度防いでくれるのでジムで行うトレーニングには最適である。

以前、自分の肺活量がどのくらいなのか気になって色々と模索したことがある。その頃はさすがに「1日タバコ2箱吸うぐらいだから健常者の人よりも低いだろう」と考え、左官屋さんが使う4リットルポリタンクを買ってきて簡易的に肺活量がわかる、その名も「俺の心は満たされないぜ」君を作ってみた。

そして量ってみたところ・・・満たされない君の心は一瞬でいっぱいになってしまった・・・

そこでその時に8リットルの果実酒を作る瓶を買ってきて放置してしまっていたのを思い出した。せっかくトレーニングを再開するので、簡易肺活量検査器の二代目を作ってみた。

(作成風景:1リットルずつ水を入れ、油性マジックで印をつけていく)

その名も「簡単に満たされてなんてあげないんだからっ」ちゃんである。

女の子の方が強そうである。確かにツンデレで・・・太いっ ( ゚Д゚) 強そうである!
わかって頂けると思うが、風呂に湯を張って逆さにして使うデザインである。普通に検査器を買おうとすると7万円とかかかるので、ざっくりわかれば良い俺にはうってつけである。

――就寝前――
早速風呂に湯を張って「あげないんだからっ」ちゃん(深キョンの宣伝ではない)の心を満たそうと試みた。
結果、4リットルには少し足りないぐらいだったので、大体妥当なところだと思う。

注意点が必要な点としては、
1. 空気を入れると同時に中の水が出ようとする力が強く、中蓋は閉めたままで計測できない ⇒ あまり勢いが強すぎるとホースが抜けてしまう
2. さすがに瓶の重みがあるため、下から持ち上げて水面から上げないと正確な値が計測できない(瓶の重み・若しくは吸い上げている水の重み分、中の空気が影響を受ける)

2.はさすがにどうしようもないが、1.については改善の余地がありそうである。

<起床時刻>
06:40

<体重>
81.2kg

<血圧>
h. 134 l. 99 p. 80 

<トレーニング>
ウォーキング with トレーニングマスク @ 高度900m × 30分
ウォーキング with トレーニングマスク @ 高度1,800m × 30分

<今日の仕事>
請求書発行業務、所得税振込み他。

<食事>
・朝食
鶏胸肉のサラダ、味噌汁、ごはん一膳

・昼食
りんごとヨーグルト、チョコ一個、鶏胸肉のサラダのつまみ食い(トレーニング前)

・夕食
鶏胸肉のサラダ、ごはん半膳、味噌汁

<タバコ>
  - 紙タバコ
    ・開始Stock: 2箱7本
    ・本数: 2箱6本

  - Ploom TECH
    ・味: 

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2017年5月24日水曜日

バーコード印刷結果がギザギザになる事象

今の仕事をしていると、予想だにしない矢が飛んでくることがある。

今回は、バーコードラベルを印刷した時に、ギザギザになってしまう事象を見てほしいと言われた。本来サポートの対象からは外れている、ある意味勝手に使われているアプリケーションのサポートなどしないのだが、ユーザさんあっての仕事である。ベストエフォートと呼ばれる対応をするが、ベストエフォート(最善の努力)をした結果、解決できないなど矜持(プライド)が許さない。

<事象>
プリンタは問わない環境で、特定のアプリケーションから印字したバーコードがギザギザに印字される。バーコードリーダで読めることもある。

<解決方法>
プリンタのプロパティ上、RGBのどれか一色だけに制限して印字する。もしくは「ハーフトーン印刷」を無効にする。

<出典>
Code 128 Printed Barcode "blurry"

<記事ここから>
はっきり言って、Code 128だけの事象かどうかは不明です。通常バーコードのフォントはバーコードを印字できるラベルプリンタドライバなどをインストールすると一緒に関連するフォントがインストールされるので、あまり考えにくいのではないかというのが正直なところです。

今回事象を確認したところ、他のアプリケーションからの印字は問題ないものの、特定のアプリケーションから印字するとバーコードのバーがギザギザになる事象が認められました。

リクエストを受けた同僚は、一所懸命色々いぢったみたいですが現象は改善せず。。。

あまりそんなところに時間をかけても仕方がないので、とりあえずネットで調査した次第です。検索ワードは「バーコード」「ぎざぎざ」でしてみても満足の得られる結果もなく・・・

で、こういう時私がするのは検索範囲を英語圏(特にアメリカ)に広げることです。「barcode」「blurry」で検索してしばらく追っていくと、上の出典の記事にたどり着いたということです。

「Bartender」というラベルプリンタ用の印刷アプリケーションを開発しているその筋では有名な会社さんのサイトのようですが、下の方(2017/5/23現在)に解決法に近いものがありました。

karlsenさんの発言で"The solution for me was to change the color of the barcode to a RGB value of 0,0,1. Basically just make the blue a 1 and it prints crisp."とあり、簡単に意訳するとRGBの色設定の内、Blue(青)だけにすると綺麗に印字された、とのことです。

この情報を基に、今度はプリンタのプロパティから印字設定の中で該当する箇所を探してBだけ出力するようにしたところ、綺麗に印字されました。

ですが、印字結果はバーコード出力する対象の桁数に依存するようで、桁数が多い場合はまたギザギザになるようでした。

ここから行ったことと得られた結果を基に推測したところ、どうやらアンチエイリアシングが自動で行われているのではないかと疑われました。

通常、バーコードを印字する際はこの機能をオフにしないとバーの境界がぼやけてしまうため、出力するアプリケーション側で制御しているものと思われますが、これが、例えばペイントなどの「見た目を重視する」アプリケーションから出力するとバーコードの読み取りすらできない状態で印字されることがあります。この当たりが疑わしい・・・ということでプリンタのプロパティ上で該当する箇所を探したわけです。

正直、プリンタのプロパティはベンダーによって全然違うので、どこが該当するかは探していただくしかありません。私が対応したプリンタは、「ハーフトーン」がそれを制御していました。「ハーフトーン」を無効化することで事象が完全に収まることが「我々の環境では」確認できました。

それにしてもバーコードを印字しようとしているのにここの機能をオフにしないアプリケーションがあるとは・・・ 情けないというかなんというか・・・

記事はここまでです。誰かのお役に立てれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

2017年5月6日土曜日

Schannel EvenID 36888/36874: 特定のサイトだけIEで開けない

先日仕事をしていて、どうにも解決ができないIEトラブルがあり、調査にいつもより時間を要したのでひょっとして同じように困っている人がいるのではないかと記事にしています。
IE系のトラブルシューティングは今度どこかにまとめるかもしませんが基本的には
1.閲覧履歴の削除をしてみる
2.IEをリセットする
3.IEの無効化・有効化をしてみる
などが有効になりますが、今回発生したトラブルはそれらをしてみても現象が一向に解決せずイベントビューアから特定のイベントを絞り込んで調査しなければなりませんでした。
困っている人が見ている可能性があるので、早速記事本文に入ります。

<対象となる現象>

クライアント側のIEで特定のサイトが閲覧できなくなり、上記トラブルシューティングが有効でない場合で、イベントビューアで「Schannel EvenID 36888/36874」というエラーが発生している

<対象とならない現象>

サーバ側で発生しているエラーの対処

<推奨解決方法>

PCの再キッティング(再インストールなど)

<未検証解決方法>

itTobyさんのこちらの記事(原文英語)にある、対応方法を取る。もしくはitTobyさんが紹介しているこちらの記事(原文英語:Microsoft TechNet記事)でSSL certificateをマニュアルで作成する。

<記事ここから>

仕事でトラブルシューティングをしていると、どうしても超えられない壁を経験することがあります。僕の仕事上、基本的にはアプリケーションの問題であったりすれば開発に直結しているそれぞれのアプリケーションのサポート窓口にエスカレーションしたりすればよいのですが、そもそもユーザに提供しているPCのOSなどに問題があったり、サポート窓口が用意されていないような小規模のウェブサイトで問題が発生していると手詰まりとなってしまうのは良くある話です。

今回のケースはそのどちらにも当てはまるケースで、切り分けとしてユーザアカウントに依存していないか、PCに依存していないかという調査をしたところ、問題の発生しているPCから特定のサイトに接続した時に何をやってもエラーを排出するというものでした。

次に上述したIEの一通りのトラブルシューティングを行ったのですが、現象は一向に収まらず対応しているチーム内でPCの再イメージを行うか話し合っていたところだったのですが、そもそもこの系統の仕事をしている人間は原因を突き止めるということに異様な執着心(笑)を持っているため、原因を追究することになりました。

このようなかなり特異なエラーの場合、エラーログなどを見るのが定石になるので「コントロールパネル」の「管理ツール」、イベントビューアでエラーが発生した時間帯に起きているログを拾ったところ、記事のタイトルのエラーを発見したのでした。

どうやらSSL関係のエラーということはわかったのですが、調査はここからさらに難航し、Google検索の日本語でヒットした内容ではほとんどがサーバ側の問題として取り扱っており、今回のようにクライアント側の問題について言及しているものが見つからなかったのです。

最終的に、検索範囲を英語圏に変えてしばらく検索結果を見ていたところ、見つけたのがitTobyさんの記事ということになります。
そして記事をわからないところも含めて斜め読みした結果、PCの再イメージを決断したという形になります。

正直なところ、itTobyさんの記事は難解なのですべてを完全に理解したわけでは全くないのですが、再イメージを決断する決め手となったのは、「So therein lies the problem: Your server doesn't like any of the proposals from the client. (意訳:つまりここに問題があると言える:サーバ側がクライアントが提示している「提案:セキュアな接続手法:文中より追加」の全てが好みで無かったと言える)」というところです。

サーバ側で発生している問題なのであれば、サービスを提供する側として問題解決する必要があると思いますが、今回は特定のPCのみで発生している問題でしかもitTobyさんの記事によるとPC側からの証明書発行の要求(Certificate Signing Request:証明書署名要求)時点で問題が発生していることが原因である可能性が高いということになるからです。

自分で書いていてわかりにくかったのでまとめると
他のPCでは問題はない ⇒ 問題の発生しているPCでサーバからの証明書が発行をしてもらえない状況になってしまった ⇒ 他の同条件のサーバからの証明書発行でも問題がでる可能性が高い ⇒ 特定のサーバ用にマニュアルで証明書を発行しても再発の可能性が高い ⇒ 根本解決が望まれる ⇒ 手っ取り早く再イメージ(再インストール)した方が良い
という論理になります。

当然クライアント側でもどうしても環境を変えられない事情などがあると思いますので、その際は紹介した記事を熟読してことに当たっていただければと思います。

2016年12月10日土曜日

パソコンが重くて使えない? ケース2~5/5 特定のプログラムが重い場合

今回は前回のディスク領域不足の対応の続きで、PCが重い場合に原因を特定する方法について説明していきたいと思います。
既に原因となるプログラムが特定できていて、起動しないようにしたいと言う方は、次回「msconfigを利用したプログラムの起動停止」という記事を掲載しますので、そちらを見ていただければと思います。

前回の記事ではディスク領域不足が原因でPCが重くなった場合の対応方法を掲載しましたが、今回は特定のプログラムが原因で重くなるケースを扱っていきたいと思います。

PCが重くなる原因はかなりのケースが考えられますし、複合的に起こっている場合もあるので一様に取りまとめることは難しいですが、多くの場合PCが動作する上で必要な資産(CPUやメモリ、HDDやSSDなどのストレージ)のどこかで動作不良が起こっていることが考えられます。

簡単に言ってしまえばどこかのパーツが100%以上の負荷を要求されている状態に起こりやすく、例えて言うならばCPUで起これば4歳児のお子さんに10桁×10桁の計算を暗算でさせようとしているような状態メモリで起こっているなら家庭用のガスコンロ1個で100席収容のレストランを経営しようとしているような状態の時に起こります。

今回は確認方法が主になりますが、例えばあるプログラムをインストールしてから動作が重くなったなど、時期が特定できるタイミングから動作が重くなった場合は、手っ取り早く「復元ポイントからの復元」を行った方が早い可能性が高いです。
私のブログでもいずれ扱おうと思いますが、対応を急がれたい場合は「復元ポイントからのコンピュータの復元」を検索して対応いただければと思います。

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<対象となる現象>

原因はわからないがPCの動作がとにかく重い。

<対象とならない現象>

PCはそれほど重くないが、インターネットの表示が重い、ゲームが重いなどの現象(別途記事を書こうと思います)。

<確認方法>

ここに記載している内容はあくまでトラブルシューティングを前提とした内容になります。利用される方は自己責任でお願いします。作業を行った結果、PCが起動できなくなったなどの責任は私では負えません。慎重に作業してください。

・ハードディスク(SSD)の空き容量を確認し、90%以上になっていたら不要なデータを削除したり他の記憶装置(ハードディスク・USBメモリ等)に退避する。<ケース1:前の記事ディスク領域不足の対応方法

セーフモードで起動してみる。<ケース2:ケース2以下はこの記事で紹介しています>
・通知領域を確認して普段使わないプログラムを探して止める。<ケース3>
・「タスクマネージャ」の「プロセス」タブを起動してCPUを大きく消費しているプロセスを探して止める。<ケース4>
・「タスクマネージャ」の「パフォーマンス」タブを起動して、物理メモリの使用率が大きくなりすぎていないか確認し、メモリを占有しているプログラムを止める。<ケース5>

<記事ここから>

<ケース2: セーフモード起動して動作を確認する>

今となっては使う人も少なくなってきていますが、セーフモードはトラブルシューティングを行う上でとても有効なツールです。

今回の記事にはあまり関係ありませんが、Windows 7などで休止状態の端末のUSBデバイスを違う場所に差し替えたりするとWindowsが起動不良を起こし、スタートアップ修復が走ることがあります。このようなケースでセーフモード起動すれば接続されたデバイスのドライバ情報を正規化してくれるため、問題解消できたりします。

逆に知らないと必要のないスタートアップ修復を時間をかけて行う羽目になってしまいます。

Windows 8 シリーズのPCではUSB接続に関するトラブルが多くあり、最近ではWindows Updateで対応していると思いますがきちんとWindows Updateが終わっていない段階では同じような問題もあると思います。

Windows 8シリーズの場合は高速スタートアップ起動などの設定でセーフモード起動ができなくなっているので、次のリンクの記事「Windows8 セーフモード、スタートアップ: トラブルシューティングのための設定」で設定を行ってセーフモード起動ができるようにしてから対応して下さい。

上記の対応を行えば、Windows 7 でもWindows 8シリーズのPCでも同様にPCがシャットダウンしている状態から「F8キー」を連打するとセーフモード起動できます。
ただし、最近のPCはかなり性能がよくなっており、うまいこと「詳細ブートオプション」の起動タイミングを捕まえることが難しいこともあります。
ハードウェアにもよるかと思いますが、私はUEFIの画面が起動したら「F8キー」を押したままで起動しています。

起動に関する詳細については「Windows8 セーフモード、スタートアップ: トラブルシューティングのための設定」を参照してください。

「F8キー」で起動が完了したら以下のような画面が表示されます。


この中の「セーフモード」を選択し「Enterキー」を押して起動します。

ここで確認したいのは、セーフモードでPCを動かしてみて、動作がいつもより軽快かどうかということです。
この状態でPCの動作がいつもより軽快であれば、Windows の根本的な部分については問題ないと言えます。

※セーフモード起動した状態では、基本的にウィルスソフトも起動していない状態になります。つまりセーフモード起動して動作が快適である場合、
・ウィルスソフト
・他のプログラム
が原因として考えられることを念頭に置いてください。

この記事で紹介させていただいているケースの順序は、トラブルシューティングを行う際に原因の切り分けを行うことを念頭にしています。
※ここでセーフモード起動することで
Windowsそのものに問題があるか否か
を確認しているわけです。

セーフモード起動して動作に問題があるようでしたら、問題はソフトウェアにあるとは考えにくく、ハードウェアのドライバやハードウェアそのもの(HDDやSSDなど含む)にあると考えるのが一般的と言えます。

ここで詳述は避けますが、ハードウェアが疑われる場合は「ハードディスクのエラーをチェックする」ことでシステムドライブに問題が発生していないか確認してみたり、直近でインストールされたドライバを疑って「復元ポイントからのシステムの復元」を試してみるのも良いかと思います。

Windows 8 上でセーフモード起動する方法は他にもありますが、別の機会に譲りたいと思います。私が上の方法を紹介している理由は「Windowsが起動しない・通常動作が難しい」などの際でも対応が可能であるためです。


<ケース3: 通知領域にある普段使わないプログラムを止める>

セーフモードで動かしてみて問題ないようでしたら、通常通り再起動して普段のWindowsを起動しましょう。ここまでで他のプログラムか、もしくはウィルスソフトが原因である可能性が高いことがわかりましたので、続いて原因となっている他のプログラムの確認方法を記述させていただきます。

トラブルシューティング、特に急を要する場合で即効性がある方法は意外にも簡単な方法です。
Windows にはタスクバーが下に配置されている場合、右下に通知領域と言うものが設けられています。


右下に表示されている日時から左側に続くのが通知領域に表示されているプログラムなどで、一般的には一番右側に上を向いた三角形があり、それを押すとさらに他のプログラムが表示されます。

例で出させていただいている通知領域は私の使っているPCのもので、数がおそらくほとんどの方の半分以下ではないかと思います。使われているPCや利用状況によって大きく異なりますが、ここで見えるプログラムはほとんどがPCを起動した直後から動きだしているもので、「日本製のノートPC」であればびっくりするぐらい大量のプログラムが知らない間に動いていることに気づかされます。

ここに通知されているプログラムの数が多ければ多いほど、PCには負荷がかかっていると言って差し支えないと思います。

もう一つ、トラブルシューティングでわざわざこの方法を紹介しているのは理由があって、ここに通知されているプログラムは割と止めても大丈夫なものが多いにも関わらず、「ハマる」と効果が絶大だからです。

あるプログラムを右クリックして「終了」や「一時停止」があれば止めて、もし動作が著しく改善するようでしたら名前を書き留めておいてください。今の段階ではこの方法で止めても次回再起動すると元に戻ってしまいます。

終了というオプションがなかったら、そのアイコンの上でマウスをホバーさせる(クリックせずにポイントだけする)と普通は名前が出てきますので、その名前も候補としてわかるように書き留めて下さい。

中には名前も見せず、止めさせてもくれない質の悪いのもあります(例:ランサムウェアと呼ばれるプログラム。エロサイトから感染したりするものから、本格的に削除をさせないように作りこまれているものまで様々です)。

まずは止められるものから止めてみて、効果があるかどうかだけ確認しましょう。

ここで「通知領域」そのものにあまりなじみのない方のために、ごくごく一般的に表示されている通知領域のプログラムを紹介します。以下に紹介しているものはとても一般的なものですので、トラブルシューティングで止める必要は「ほぼ」ありません

日時表示の左側から左に向けて、入力言語切り替え設定、IMEと呼ばれる入力言語プログラム(日本語を打てたりします。「あ」とか「A」、入力できない状態では「×」印で表示されます)、音量ミキサー(スピーカやマイクの設定を行うプログラム)、ネットワーク(携帯電話の電波状況のようになっていて、無線LAN設定を行うものもあります)、アクションセンター(Windowsから「こうした方がいいかもよ?」という通知を出してくれるプログラム)となります。


<ケース4:特定のイメージ(プロセス)がCPUを占有してしまっている場合>

最近はCPUが複数のコアで構成されているため(複数のCPUが一つのPCで動いている感じ)、特定のイメージがCPUを占有してしまったとしても動作はそこまで遅くならないと思われます。

とはいえ、複数のコアが搭載されていることを前提にセキュリティソフトやアプリケーション(ソフトウェアのことですね)が作られている傾向にありますので適切なメンテナンスを行っていない場合やCPUコアが一つや二つだとすぐにCPUがひっ迫する事態になることも考えられます。

ここで紹介するケースについては同時にPCのファン(扇風機)が大きな音を出して回り続けるとか、ノートPCで言うと筐体(外側の箱のことですね)が非常に熱を持つなどの現象を伴うことが多いです。

そのような現象に見舞われた場合、まずは確認したいのが「タスクマネージャ」のプロセスタブです。
「Ctrl + Alt + Delete」キーを同時に押すと以下のような画面が表示されます。この中のタスクマネージャを選択(クリック)します。


タスクマネージャを開くと以下のような画面が表示されます。
-Windows 7の場合


この中のプロセスタブを選択します。


-Windows 8.1の場合


Windows 7の場合、今ログインしているユーザさんが使っているイメージ(プロセスとも言う:ざっくりプログラムと考えていただいていいと思います)が一覧で表示されているだけですので、「すべてのユーザーのプロセスを表示(S)」を開いて、PCが使っているすべてのイメージを参照して確認する必要があります。

この中にあるCPUの項目をクリックすると、利用率の高いCPU順に並び替えられますので、一覧のイメージ(プロセス、以下同義として扱います)の中で大きくCPUを使っているイメージを探します。

画像の左側がWindows 7、右側がWindows 8.1のタスクマネージャプロセスタブをCPU利用率が大きい順に並び替えたものになります。並び順を変えると「CPU」という項目に下向きの三角が表示されます。もう一回押すと利用率が少ない順で並び替えられます。

もし、大きくCPUを使っているイメージがありましたら、ここから先は調査が必要になります。何が原因なのかはPCによって変わってきますので名前を確認して(ちょろちょろ動いていてわかりづらい場合は見つけたイメージを名前順で探しましょう)検索する必要があります。

・・・と言われても・・・という声が聞こえてきそうなので、例を挙げて対応方法を見ていきましょう。

かつてWindows XPがPCの主流だったころ、よく聞かれたのがプリンタが「svchost.exe」というプロセスを利用してCPUを食いつぶすという問題がありました。

「svchost.exe」とウェブ検索(Google先生が優秀です)すると、それこそわんさかいろいろと教えてくれるサイトが見つかります。実際のところ、このよく悪者扱いされる「svchost」君ですが、非常に多くのアプリケーションが利用しているとても働き者なのです。しかし、たまーにこの働き者君をこき使ってしまうアプリケーションが出てきてしまいます。

プリンタが原因だった場合はいったん該当するプリンタをアンインストール(削除)して、再インストールするなどの対応が有効なケースが多かったです。

上の例で言うとプリンタですが、私が最近対応したもの中には「Windows Update」がありました。Microsoftさん提供のこのソフトですら、暴走して「svchost」君をこき使ってしまうため、それこそ一つ一つ調べて止め方を確認する必要があります。

ちなみにWindows Updateが原因だった場合、関連するサービス「wuauserv」を止めて現象を確認した上で、Windows Update関連のコンポーネント再構築、Windows Updateを最新にする・・・という方法が有効でした。

Windows Updateの場合はWindowsの機能であるため対応が特殊になりましたが、一般的にはプロセスを止めることで現象が改善するケースが多いと思います。

ここでお願いですが、この記事だけをみてCPUを多く使っているプロセスがあるからと言って止めないでください。今見ていただいているイメージ(プロセス)の一覧の中には、「explorer.exe」などのWindowsが普通に動作するために必要なプログラムなども含まれ、何も知らずに止めてしまうと一般の人では元に戻せなくなります。

早まって止めてしまった人がもしいたら、落ち着いて「Ctrl + Alt + Delete」を押して右下の電源ボタンから「再起動」して下さい。この際保存していないファイルがあって強制終了してしまっても責任は取れませんのでご了承の程・・・(大体聞いてくれるので大丈夫とは思いますがw)

この記事を書いている最中に色々と参考にさせていただいたサイトさんの中で、この「explorer.exe」を敢えて止めるというつわもの記事がありましたw
誘惑を断ち切る方法

確かに他のプログラムが見えなくなるので仕事の誘惑を断ち切るという意味ではいいかもしれませんねwww
復旧の仕方がわからない人は真似しないでくださいw

プロセスの終了方法は簡単で、右クリックでWindows 7なら「プロセスの終了」か「プロセスツリーの終了」を選択、


Windows 8.1なら「タスクの終了」を選択すれば止められます。


ちなみに「explorer.exe」を止めると以下の画像のようになります。タスクバーやスタートボタンが消え、普通の作業ができなくなりますwww



<ケース5: メモリを多く占有しているイメージ(プロセス)を止める>

ケース2に近いものとしてよくあるものが、メモリが大きく占有されてPCが重くなるケースがあります。

最近は64bitアーキテクチャ(わからない人は素通りして下さい。知らなくても人生は充分幸せです)のPCが主流になって、昔からは考えられない16GBとか32GBとかメモリを搭載しているモンスターPCがうじゃうじゃ出てきていますから、あまり気にされずにPCを利用している方も多いのではないでしょうか。

しかし、使い方によってはいくらモンスターでも身動きが取れなくなってしまうことがあります。低価格PCなどはまだ4GB搭載とかで十分普通に使えるため、モンスターでない子もたくさんいるでしょう。

確認の仕方は<ケース4>で開いていただいたタスクマネージャパフォーマンスを見て、物理メモリの利用率が100%近くなっていないかをまず見ます。
この中のメモリ利用率が100%近くなっていたら、動作が重くなっていても不思議はありません。


ここで注意が必要なのは、メモリが多く使われているからと言って、何か悪さをしているプロセスがいるとは限らないことです。
普通に利用しているだけでメモリを大量消費する場合があります。それは・・・デスクトップに保存しているファイルです。

もし、メモリを大量に消費しているプロセスが見当たらなかった場合は、まずデスクトップにあるファイルをいったん「ドキュメント」などのフォルダに移動してみて下さい。これで劇的に物理メモリ利用率が減るようでしたら、それが原因です。

本題に戻らせていただきますが、メモリを大量消費しているプロセスの確認方法は<ケース4>とほとんど変わりません。<ケース4>では「プロセス」タブの「CPU」を確認しましたが、今度は「メモリ」を並び替えすればわかります。

こちらもやはり<ケース4>同様、大量にメモリを消費しているからと言っていきなり止めるのはやめてください。止めようとするプロセスが何かをきちんと確認して、できれば手順などを書いてくれているサイトを探してから行ってください。

<ケース4>、<ケース5>ともに資源(CPUやメモリ)を大量消費しているプロセスを「検索して」止めてもらうようにお願いします。ここで紹介している方法は実際にどこのテクニカルサポートの人間もいちいちWeb検索して利用するような方法です。
僕も様々なケースを見てきましたが、おそらくそれぞれ千差万別なので、一様に「これだっ( ゚Д゚)」とは言いづらいのが現状です。
わからなければコメントで私に聞いていただいても結構です。その際は画像をどうにかして添付していただければ助かります。時間に余裕があれば可能な限りサポートいたします(ただし、私も人間ですのでご希望に沿えない場合がありますこと、ご了承ください)。

再度になりますが、止めてみてPCの動作がおかしくなったら「Ctrl + Alt + Delete」を押して右下にある電源ボタンで再起動して復旧してください。また、そのようなことにならないように止めようとしているものが何かを確認して作業を行ってください。

プロセスを止めてみて、動作が改善するようならそのプロセスの名前を書き留めて下さい。実際には一度止めてもPCを再起動すると動き始めますので、次回の「msconfigを使ってプログラムを停止する方法」を参照して、該当するプログラムを起動しないようにします。
もしくは、そのプログラムが全く必要ないものでしたら、「コントロールパネル」の「プログラムと機能」から該当するプログラムを削除しても良いかと思います。

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2016年12月7日水曜日

パソコンが重くて使えない? ケース1/5 ディスク領域不足

今回はPC全体の動作が重い場合に確認したいところについて解説していきたいと思います。

僕が某ベンダーさんのテクニカルサポートをしていた時には、結構このような問い合わせが多かったのですが、内容によってはこのトラブルは対応難易度が結構高かったように思います。

それはなぜか?というと、「こうしたらこうなった」とか「ここが動かない」とか具体的に何が問題なのかがはっきりしていれば見ていくところも絞り込みができるのですが、「動きが遅い」などの原因がいろいろと考えられるトラブルの場合は手作業で一個一個可能性をつぶしていかなければならなくなるからです。

それに、動作が重い状態の場合、リモート接続用のプログラムなどをインストールすること自体が難しいこともあるので、電話などでの誘導が前提になってしまいますし、誘導する側もされる側も、相当に我慢強さが求められるわけです。
私はこのような対応の時はできるだけユーザさんを飽きさせないような会話を心がけていました。会話の中で仲良くなっちゃうことも良くありましたw (データ削除の際、免責事項が結構多い対応になるため、仕事でこの記事を利用される方はユーザさんと一緒に作業をするのをお勧めします。後から「必要だったファイルを削除されてしまった」と言われると問題になります。)

記事を始める前に、一点だけこのブログを見ていただいている方にお願いしたいことがあります。この記事を書くために調査をしたところ、色々なサイトでPCを軽くするために「PC高速化ソフト」を勧めているサイトが散見されましたが、まずは入れるのを待って下さい。

私もすべての「PC高速化ソフト」を検証しているわけではないので、ひとまとめに言うことは避けたいのですが、メモリの解放やレジストリ最適化を謳っているソフトの中には「有償ソフトを買わせるためにわざとPCを重くするもの」も存在します。Windowsの高速化については別途項目を設けようと思いますが、まずは高速化ソフトを入れず、ここに紹介している内容を確認してください。

ここに書かれているのはWindows標準の機能で行える作業です。ここで書かせていただく内容を試していただいて、そこから使用を検討していただければと思います(私は推奨しませんが・・・)。

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<対象となる現象>

原因はわからないがPCの動作がとにかく重い。

<対象とならない現象>

PCはそれほど重くないが、インターネットの表示が重い、ゲームが重いなどの現象(別途記事を書こうと思います)。

<対応・確認方法>

ここに記載している内容はあくまでトラブルシューティングを前提とした内容になります。利用される方は自己責任でお願いします。必要なデータの消失などについて私では責任を負えません。慎重に作業してください。

・ハードディスク(SSD)の空き容量を確認し、90%以上になっていたら不要なデータを削除したり他の記憶装置(ハードディスク・USBメモリ等)に退避する。<ケース1:この記事です>

セーフモードで起動してみる。<ケース2:ケース2以下は次の記事で紹介します:特定のプログラムが重い場合
・通知領域を確認して普段使わないプログラムを探して止める。<ケース3>
・「タスクマネージャ」の「プロセス」タブを起動してCPUを大きく消費しているプロセスを探して止める。<ケース4>
・「タスクマネージャ」の「パフォーマンス」タブを起動して、物理メモリの使用率が大きくなりすぎていないか確認し、メモリを占有しているプログラムを止める。<ケース5>


<記事ここから>

「最近PCがとても重くて使えなくなったんよ・・・」という問い合わせは、テクニカルサポートをしているとよくある話でした。この対応が入った瞬間に、相当の時間がかかることを覚悟していたものです。

それはなぜかというと・・・
基本的に特別なきっかけがなく重くなった場合、圧倒的に多いのがシステムドライブ(システムが主に使っているドライブ:ハードディスクやSSD)の空き容量がなくなっているケースだったからです。

PCはとても便利なものですし、買ったばかりの頃は快調に使えているので忘れがちなのは理解できます。最近はハードディスクの容量が昔に比べて圧倒的に大きくなったこともあり、動画の録画データだったり写真のデータだったり、整理せずに入れ続けてもちょっとやそっとでは一杯になることがありませんから。

画面の右下に「ディスク領域不足」などと警告が出ている場合、対応はかなり難航する可能性があります。
何故かというと、この警告が出ている時点でWindows が作業できるスペースがほぼなくなっているため、コピーですらまともにさせてもらえなくなっていることが多いからです。

<ケース1:システムドライブの空き容量が少ない場合の対応方法>

まずエクスプローラと呼ばれる、おそらく画面左下のスタートボタンに近いところにある「フォルダ」のマークをクリックして、左側に表示されているはずの「コンピューター」をクリックします。


右側に一覧で表示されているのが、そのコンピュータ上で利用できる機器の一覧になります。
この項目の中で、「ハードディスクドライブ」の項目の一番左上に表示されている「ローカルディスク(C:)」が赤色になっていたら「ディスク領域不足」の警告がなかったとしてももう空き容量は10%以下しかありません。
丁度僕のPCも「ボリューム(E:)」がその状態になっています。僕のPCでは「E:」はシステムドライブではないので、今のところ動作には影響がありません。が、あまり望ましい状況ではないので近いうちに光学式メディア(DVDとかCDとか)にバックアップを取ろうと思います。

もしそうでなかったら<ケース2>に次に見るべき内容を書いていますので、以下は時間がある時にでも見ていただければと思います。

経験的な話で申し訳ないのですが、「ディスク領域不足」の警告が出ている場合、ディスク容量はもうほんのちょっとしかありません。どのくらい少なくなっているかというと、Windowsが作業できるスペースがない、例えばファイルのコピーをする作業スペースすらなくなっている状況です。

ここで本当にざっくりになりますが、あまり理解されていないシステムドライブ(一般的には「C:」と名前がついています)の空き容量について説明させてください。(興味の無い方は「*****システムドライブについてはこれまで*****」まで進んでいただければ対応方法まで進めます。)

*****システムドライブの考え方*****

システムドライブと言われてもなかなか何のことかわかりづらいと思いますが、簡単に言えばオペレーティングシステム(ここではWindows)がインストールされている場所のことを指します。
オペレーティングシステムは、自分がインストールされた場所(ハードディスクやSSDなど)を使って、作業を行ってくれます。

意外に理解されていないことですが、システムドライブに使われているディスクは、ただ単にデータの保管をしているだけではなくオペレーティングシステムの作業場としても使われています。
もっとわかりやすく言うと、物流倉庫みたいなものということです。

物流倉庫ではしばらく発送が行われないものは長期保管用の場所に「わかりやすいように似た者同士を近いところに整理して」保管します。
在庫として保管されているものが発送されるとなると、保管していたスペースから荷物を取り出して、発送用のスペースに持って行き車に乗せて発送します。

そのためには保管場所に行きやすいような通路や、荷物の積み替えや発送するためのスペース、ひょっとすると組み立てを行うスペースなど、作業ができる空間が必要になってくるわけです。

逆に倉庫の空きスペースがなくなった時に何が起こるかというと、新たに入ってきた物は他に似ている在庫があるにも関わらず、その付近にスペースがないため「まったく関連性の無い別の場所」に保管されたり(PCで言うとフラグメンテーションが起こっている状態)、大量に発送する必要があるのに発送する物をまとめて置くスペースがなくなって、入れたり出したりを繰り返す間、長時間にわたってトラックを待たせてしまわなければならなくなります(スラッシングと呼ばれる状態:厳密には少し違いますが)。

考えてみていただければわかると思いますが、倉庫が物にあふれ、通路はともかく作業スペースすらなくなってしまった状態では新たなものを入れられないならまだしも、まとまった量の物を発送することすらままならなくなってしまいます。ディスク領域不足という状態はこのような状況に陥った時に初めて警告してくるのです。

PCでも同じようなことが行われており、端的な例で言うと仮想ディスク領域などがあります。
この点について細かく書き出すときりがない(メモリやCPU、キャッシュなどのそれぞれの役割については機会があれば別途記事にしたいと思います)ため、割愛させていただきますが、重要なポイントはシステムドライブと呼ばれるディスクはオペレーティングシステムにとっては作業スペースとしても機能しているということです。

ですので、システムドライブについてはある程度の空き容量を残して、それ以上にしないようにすることが、重要になってきます。

一般的には3割程度の空きスペースが健全だと言われることが多いみたいですが、最近はハードディスクに比べ圧倒的に高速である代わりに容量がとても少ないSSDなどがシステムドライブとして利用されるケースが増えています。
扱うデータ量に対してすごく制限されたスペースでオペレーティングシステムが作業を行っているわけですので、私個人は利用されているスペースを3割程度(空き領域が7割程度)に抑えるようにしています。

*****システムドライブについてはこれまで*****


では、実際に「ディスク領域不足」に陥ったり、空き容量がほとんどなくてPCの動作に悪影響を及ぼしていたりした場合どのように対応したらいいでしょうか。

まずは落ち着いて、タバコを吸う人は一服、そうでない人は心安らぐ飲み物で落ち着いてください。個人的にはドリップしたコーヒーなんかがお勧めです。

私が本格的なIT系の仕事につき始めた頃、とても驚かされた言葉があります。
まずは落ち着け。システムで人が死ぬことはめったにない。
「やばいっ どうしようっ( ゚Д゚)」ってなっている時に言われたので、張り手食らったぐらいのインパクトでしたが、パニックになった状態でシステムに変更を加えたりすると、思わぬ二次障害を招いてしまうことがあります。ここで対応方法を説明している内容は、どうせ向こう何時間かを要する内容です。まずは落ち着いて、腰を据えて対応する準備と気力を回復して下さい。

落ち着きましたか? 落ち着かれたようでしたら先に進めたいと思います。

まず、普通に考えれば重要なデータを退避させてあげたいところですが、これがディスク領域が不足している状況では難しいです。
細かな仕様は私も理解していないのですが、上に書いている通りPCの作業スペースがないとコピーや切り取りすら行うスペースもなくなってしまっているからです。

実際に私がこのような対応を初めて行ったとき、たまたまあった外付けハードディスクに大事だと言われていた動画ファイルを切り取って移動しようとしたのですが、何が起きたと思われますか?

答え: 無反応

何もしてくれませんでしたw エラーはおろか、全くの無反応でした。

さすがにこれだけは驚かされましたが、Windows PCはコピーや切り取りを行う際に移動しようとしているファイルのサイズと同等かそれ以上の容量の作業スペースを必要とします。

つまり、ファイルのサイズ以上の空きスペースがないと作業自体を放棄しちゃいます。先ほど例に出させていただいた物流倉庫で言うと、倉庫の作業員の人があふれたものの間に挟まってなんとか作業をしようとしても声も出すこともできないほどの状態です。

なので、まずは移動する前に、作業スペースを作ってあげましょう。

-ディスクの空き容量を増やす方法 その1: ゴミ箱を空に

まずはごみ箱を見て、全部不要ならゴミ箱を空にしましょう。

-ディスクの空き容量を増やす方法 その2: 不要なファイルの完全削除

次に基本中の基本、デスクトップやドキュメントなどにある不要なファイルを削除して掃除しましょう。
その際、右クリックして出てくる削除を「Shiftキー」を押しながら左クリックしてください。もしくはファイルを選択した状態(一回だけクリックして色が反転:色が変わった状態)で、「Shiftキー」を押しながら、「Delete」キーを押しても同じです。
そうすると、「完全に削除しますか?」と聞いてきますので、「はい」と押してください。

注意いただきたいのは、「完全に削除」するとそのファイルはもう二度と復旧できないということです(本当はできますが、普通ではできないです)。削除してよいか確認して、落ち着いて作業を進めてください。

通常、ファイルを削除すると、Windows PCでは一旦ファイルをゴミ箱に移動してくれます。ゴミ箱に移動したファイルは、後で右クリックして「元に戻す」と元あった位置に戻してくれます。

つまり、通常の削除を押しても実際にはデータを抹消してくれているわけではないということです。もっと言うと、
データを抹消してはいない
↓↓
ディスク容量を使ったままになっている
↓↓
データ容量は普通の削除をしても増えない
ということです。

ドキュメントが終わったらミュージック、ビデオなどのファイルについても今一度見直してみて下さい。

-ディスクの空き容量を増やす方法 その3: ディスククリーンアップ

次にディスククリーンアップをしましょう。
エクスプローラを開き、左側にある「コンピューター」をクリック、右側に出てくる「ローカルディスクC:」を右クリックしてプロパティを開きます。


プロパティの中にあるディスククリーンアップを選択し、しばらく計算して出てきた結果の左下にある「システムファイルのクリーンアップ」を選択します(管理者権限が必要です。IDとパスワードが求められた場合は権限を持っているユーザではないと言えますので、システム管理者に相談してください。)。




押すと空き領域の計算が始まります。


システムファイルを含めたディスククリーンアップが表示されます。削除するデータカテゴリにチェックを入れて「OK」を押すと作業が始まります。


※この作業を行うと元に戻せませんので注意してください。すぐに作業を開始せず、内容がわかりにくいようでしたら少し待って最後まで読んで下さい。最後まで読んだ上で、それでも僕を信じないで他のサイトで裏打ちを取るぐらいの慎重さを持っていただければと思います。

通常のクリーンアップでは特に必要にはならないのですが、「ディスク領域不足」のエラーが出ている場合、特にこの作業を行うことで劇的にディスクスペースを増えることがあります。

この記事を読んでいただいている方の中にも、例えば「Windowsのアップグレードインストールを行った直後」からディスク容量が急に少なくなったということでこの記事にたどり着いた方がいるかもしれません。

「Windowsのアップグレードインストール」を行うと、アップグレードインストールが失敗したときのために※元の状態に戻すために必要な全ファイルを保存するため、知らない間に容量がひっ迫するということがよくあります。

システムファイルのクリーンアップは、このようなファイルも含めて一括して消去してくれるので、この方法は特に有効になるわけです。
(余談になりますが、この際に作成されるフォルダは大まかに「Windows.old」というフォルダと隠しフォルダになる「$Windows.~BT」というフォルダになります。このキーワードで探せば、削除の方法はいろいろと出てくると思います。私も機会があればこの点について触れていきたいと思います。)

もし、アップグレードインストール後に問題があり、特にドライバなどがうまく動いていないなどの現象がある場合は、迷わずMicrosoftのテクニカルサポートに連絡するとよいと思います。その時の最新情報で対応してもらえるはずです(インストール成功?後のロールバック等々)。

基本的には全ての項目にチェックを入れても大丈夫ですが、気になる項目があるようでしたら項目一つ一つ確認しながら作業をしてください。

システムファイルのクリーンアップを行うと、それまでたまっていたWindows Updateのインストール用ファイルなどの単にシステムが利用していたファイルなどが削除されていきます。メンテナンスを行っていないPCでは劇的に容量が増えると思います。

-ディスクの空き容量を増やす方法 その4: 復元ポイントの削除

復元ポイントのデータを削除しましょう。
Windowsは、システムに変更が加わるタイミング、例えば何かのプログラムのインストールだったり、Windows updateだったりをするたびごとに復元ポイントと呼ばれる「元の状態に戻すためのデータ」を保存します。

このデータなんですが、普通に使っていると10GB(ギガバイト)近くの容量を使っていることがあります。今行っているのがトラブル対応で、元に戻す必要がない場合は削除しましょう。
※逆にソフトウェアのインストールを行った直後から問題が発生しているようでしたら、作業を行わずに復元ポイントからの復元で現象が改善する可能性がありますので以下は行わないで下さい。

Windows 7 の場合はスタートボタンを押して、「コンピューター」を右クリック、その中のプロパティを選択します。


Windows 8シリーズの場合は入り口だけ少し違っていて、左下のスタートボタン(か、Windows 8 の場合は画面左下隅)を右クリックして、「システム」を開きます。Windows用のPCであればキーボード左下にあるWindowsキー(窓格子がついた窓のようなマークのキー)を押しながら「X」を押してもメニューが出てきます。


画面の左側にある「システムの保護」を押します(Win8シリーズ、Win7でほとんど画面は変わりません)。


開いたシステムのプロパティ画面の下の方に「構成」というボタンがあるので、これを押し、


「システムの保護対象 ローカルディスク(C:)」の画面右下にある、「削除」ボタンを押すと削除できます。


この操作を行う上で注意しなければならないのは、削除してしまうとシステムの復元ができなくなるということです。再びの注意になりますが、もし何かのプログラムをインストールしてから問題が発生しているのであれば、この対応は行わないで残しておきましょう

-ディスクの空き容量を増やす方法 その5: IEの閲覧の履歴削除

ここはそれほどの容量があるかは不明ですが、長くなんのメンテナンスもしてなかったとしたら結構な容量を使っているかもしれません。
トラブルシューティングを行っている場合は、IE(インターネットエクスプローラ:このマーク)を開くと時間がかかってしまうため、全てのコントロールパネル項目にある、インターネットのプロパティから閲覧の履歴にある削除ボタンを押し、必要のないものは削除しましょう。

コントロールパネルを開き、表示方法を「小さなアイコン」にするとその中に「インターネットオプション」があります。


「閲覧の履歴」の項目の中に削除と言うボタンがあります。


「閲覧の履歴の削除」の項目にあるチェックボックスで問題のなさそうな項目を選択して右下の削除ボタンを押します。


上の4つは削除しても特に問題ないと思います。過去に閲覧したサイトの表示を速くするために保存しているものです。

「ダウンロードの履歴」は過去に自動でダウンロードされたファイルです。もし過去にダウンロードしたかも知れないものの中で、どこからダウンロードしたかわからないものがあれば、必要かもしれません。でなければ必要ありません。

「フォームデータ」は過去のインターネットエクスプローラ(IE)に入力した内容を覚えてくれているものです。例えばGoogleに検索文字列を入力した内容、例えば「パソコンが重い」「パソコンが遅い」という入力したら「パソコン」と入力したタイミングで下に過去に「こんな内容を入力したよ」ということで一覧で見せてくれるものです。よく使うのであれば残していても大きく影響するものではないと思います。

パスワードなどについては削除したくないものもあるかもしれません。例えばゲームを行う時のパスワードなどは入れたままになっていて忘れている場合もあるので、そのような場合はチェックしない方が良いかもしれません。
ただし、パスワードをIEなどに記憶させるのは私は推奨しません

「追跡防止・・・」他のデータはそのままにしておきましょう。

話がそれてしまいますが、クローン作製のためのPCキッティングの場合、ドライバなどを入れていくために相当のファイルをインターネットから取得します。これらのファイルなどを一括して削除するのにも、とても有効です。

ここまで方法のその5までご説明しましたが、大体のケースではここまでやると空きスペースはそれなりに(少なくとも数GB程度)空いているはずですので、後は外付けのハードディスクなど、システムドライブ以外のストレージ(記憶装置:ハードディスクやSSDなど)に動画などの重いファイルを「切り取って」移動して下さい

PCの重い原因がシステムドライブでしたら、ここまでの内容でかなり軽減していると思います。次の記事ではCPUやメモリを占有したプログラムがある場合などを扱いたいと思います。
⇒ 次の記事はこちら:特定のプログラムが重い場合

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