2017年8月14日月曜日

Youtubeチャンネル登録者数が100人超えて起きていること

きゅうりである。。。

以前の投稿で、うちの母親と二人で2015年から毎週1回、料理の動画を投稿していることは書いた通りである。

で、7月10日に登録者さんが100名を超えて以来、非常に閲覧数や登録者さんの変化が激しくなったので同じようにYoutubeに投稿している人で登録者さんが100名を超えていない人の役に立つのではないかと投稿してみる。

<内容>
Youtubeチャンネルで登録者数が100名を超えると何が起きるか?

<条件>
・カテゴリ:HowToとStyle (料理レシピ動画)
・動画投稿頻度:週1回:毎週金曜日日本時間11:00
・期間・動画本数:2015年9月頃より、動画本数現在117本

<結果:推測>
・関連動画への露出が多くなる。
・関連動画への露出が増えた2017年7月21日投稿の1つの動画の閲覧数が2017年8月13日までの間に54,238回となっている。
・2017年7月10から8月13日までの間で登録者は435名と倍増以上となっている。
・過去48時間のYoutube動画閲覧数が一日100回前後(料理の材料による季節性を除く)から1万回前後まで増加し、8月13日時点で4千回前後まで落ち着いてきている(きゅうりによる季節要因と考えている)。


<記事ここから>
以前記事にした「実家帰省中Ⅰ」に少しだけ触れているのだが、親父が亡くなった時に母は身寄りのいない島に一人暮らしすることになったため、定期的に連絡しても話すネタもその内尽きるだろうということで、母ちゃんにPCの部品代を出させて組み立てし、週に一回、遠隔操作をしながら動画をアップロードすることにした。独居老人の一人暮らしである。どうせ暇してるわけだからこのぐらいやった方が良いだろうということで始めたわけであるw
(話は逸れてしまうが兄貴の方は毎日朝晩電話をしているそうだ。毎日それを続けるのはそれですごいとは思うんだが、よくネタが尽きないものである。)

上の記事は記念すべき100本目ということでブログでも紹介したのだが、始めたのが確か2015年8月ぐらいで、定期的にアップできるようになったのが9月ぐらいだったと思うのでそろそろ2年になる。
以降二人で試行錯誤しながら動画を考えたり、母が撮った動画を遠隔で編集したりしてきて、現在のところは次のようなテーマで動画を作っている。
・山口県下関市の漁師町で作られている郷土料理などの作成方法保存
・日本のユニークな食材の調理方法や調味料などの作成方法紹介

うちのかあちゃん的には、
日本の人向けには: 
母が看護婦をしていた頃のような、働きながら子育てするお母さんのような忙しい人たちの役に立ちたい
海外の人向けには:
何度も飢饉や天災を乗り越えて受け継がれてきた日本の料理で、少しでも餓えをしのぐような料理のアイディアを提供していきたい

こんな思いで日々レシピの研究と調査にいそしんでいるようだ。私事だが父が亡くなって抜け殻になっていた母に、発信する機会を与えてくれたYoutubeというインフラには感謝しても感謝しきれない。

さて、実際に何が起きたか?というところなのだが、次のグラフのように上に貼ったリンクの動画の再生数が一気に伸びた。

不思議なのは、7月14日に上げた動画も、7月28日に上げた動画も「きゅうり」でつながっているはず(この時期母の畑にはきゅうりが山ほどなるからである)なのだが、何故か7月21日に上げた動画だけが急激な伸びを示していることだ。

実際のトラフィックソースを見てみると、これまで想定していたようなYoutube検索ではなく、関連動画からの流入が圧倒的に多いことがわかる。



最近になって「きゅうり 漬物」の検索結果の上位に上がってきたものの、登録者数が100人を超えてからの変化として一番に上げられるのは「関連動画」欄の上位に表示されたことと言える。

では、何故7月21日にアップロードした動画だけがここまでの閲覧数を得られるようになったのか?7月21日の動画を除いたグラフを見てみると、実は閲覧数の上昇は前年にアップロードしていた動画が先行していたことがわかる。
ほんの少しの上昇(とは言ってもうちのチャンネルから考えるとかなりの上昇幅)なのだが、この時点から関連動画からの閲覧が増加していて、おそらくかなり上位に表示されていたのだろうと想像できる。


つまり、ある程度流入していた前年の動画の関連動画に表示され、かなりの数の流入があったことが7月21日の動画の露出を増やしたのだろうと思われる。

しかし7月にアップロードした動画はほぼ全て「きゅうり」がキーワードになっていたのにも関わらず、何故1本の動画のみが急激に伸びたのだろうか。

改めて動画の名称を日付と照らし合わせて見てみると、完全ではないにしても何が起きたのかが透けて見えてくる。

2016/08/26 きゅうりの甘酢醤油漬け
2017/07/07 簡単!きゅうりの焼酎漬け
2017/07/14 夏野菜(きゅうりなど)の甘口寿司酢漬け
2017/07/21 長期保存!キュウリの醤油漬け
2017/07/28 きゅうりのカラシ漬け

7月7日の動画は、おそらく登録者さんが100人に到達していなかったので閲覧がそれほど伸びなかったのではないかと想像する。
続く7月14日の動画は、意図的に「きゅうり」というキーワードを先頭近くに持ってきたものの、名前的に関連動画欄を見た人の触手が伸びなかったのではないか?
そして7月21日、ちょっとキャッチーすぎるか?と疑問に思いながらも「長期保存!」と言うキーワードを入れたところ、

前年の動画を見た人の関連動画に7月21日の動画がかなり上位に表示された(アップロード直後だったからだと予想)

前年の動画を見た人が高い確率でこの動画を再生した

結果このチャンネルの普段の閲覧数からは考えられないほどの急激な「伸び率」を示した形で閲覧回数が伸びた

前年の動画以上の上位の位置に7月21日の動画が関連動画として表示され、結果さらに動画閲覧数が増えた

つまり登録者さんが増えて、関連動画の上位に表示されるアルゴリズムが発動した直後の状態でクリックされやすい「名前」の動画をアップロードしたことでさらに関連性が高まって閲覧数が相乗的に増えたことが今回の急激な変化をもたらしたのではないかと想像できる。

今回、「きゅうり」というかなりわかりやすいキーワードと時期(きゅうりは植えると7月8月に一家庭ではさばききれない量が収穫できる)が重なって、非常に示唆に富んだ結果になったのは幸運としか言えない。

以上の結果から、登録者さんの数が100人を超えていない状態から気をつけるべきことは、
・関連動画の上位に表示されることを意識した動画の作成
・表示された場合に選択されやすい名称またはサムネイルの作成
以上を意識して動画そのものだけでなく名前やサムネイル、その他の設定(お勧めチャンネルなど)の設定を行うことだと言える。

当たり前の話だが、行き当たりばったりに閲覧されやすい「だろう」という動画をランダムに上げるのではなく、一つのテーマで動画をアップロードし続けることと、定期的にアップロードしていたからこそ今回の結果なのだと思う。

そして、今回の閲覧数増加で何かが変わるかと言うとお小遣い程度の額の広告料が入ったことぐらいで、実際は今後しばらくまた閲覧数が少ない状態に戻って推移するだろう。

何故って・・・?
だって所詮「きゅうり」だもん (*´▽`*)

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