直近だとFXの取引に絡めた記事だけになっていて、特に帰郷してから何もしてないブログのように思われてしまうだろうが、帰郷してからというもの色々とあって何を書いていいのかわからないところがあった。
今日、この記事を書き始めたところでは、受託している介護関係の施設に新たに導入したPCのリカバリディスクの作成をしているところなのだが、帰郷してFX一本でやっていこうというのがいつの間にか常時二つの受託の仕事をしている状態である。
正直なところ、FXで生活していくには資金が足りないというところだけはわかった。
今回の記事では、2017年の11月に帰郷してからここまでを振り返って、今後のブログ記事で書いていくことをまとめていこうと考えている。冒頭にも書いてある通り、やれることが多すぎるとむしろ圧倒されて何もできなくなるということだけは、今までのところで分かった。
まず、書きにくいところではあるが、FXで生活をするという企画については、はっきり言って現時点では無理だと結論づけざるを得ない。生活がかかるとプレッシャーがかかりすぎて、まともな判断で取引ができなくなるからである。
ある程度生活の見通しが立ってからは一進一退を繰り返しているものの、まだ勝ったり負けたりが続いている。とは言え一旦始めたものなので、可能な限り続けていこうとは考えている。
そんな感じで稼げていないのに東京に出張行ったりしながらやっていたのだが、縁あって今年の3月頃に「介護老人保健施設」というところのシステム化推進の受託の仕事をいただくことになった。
東京から山陰の田舎に帰って来てまず驚かされるのが、全くと言うほどIT化が進んでおらず、その原因の最たるものがITリテラシが低すぎるところから来ているというところである。
はじめは事務職という形で募集され、最低賃金で働いて様子を見るという契約だったのだが、最終的には受託で仕事を請け負う形の契約となったのはありがたいことである。
保育施設系の仕事も出張ベースで行っていたのだが、サーバが一定期間破損していて復旧に半年を要した(俺が元務めていた販社がダメダメだったからだが)案件があり、復旧の手助けをして、今は破損していた期間のデータ入力をリモートで行わせていただいている。
こうやって考えるとリモートでできる仕事は結構多い。業務マニュアルを作成したり、システムの最適化を行うなどの仕事は提案次第で結構なボリュームがあるのである。
ということで、現時点ではこの2本の受託の仕事が収益の主たるものになりそうなのであるが、他にも以前、派遣で働いていたところからお声がけがあったりもあった。こちらの仕事は親元の会社の方で、先細りしているIT人材の育成について理解が得られないようでどうなるかはわからない。
やらないならやらないで、今後はIT人材の確保ができずにサービスレベルを落とさざるを得ない ⇒ 契約している各社からの信頼が失墜する ⇒ 事業自体が危うくなる ということになるだろうと思うのだが、そうなったらそうなったで俺には関係のない話である。俺は自分が生き残るのに忙しい。
それとは別に、実家は島で漁業が主な産業のため冬場はやることが少ないのだが、春から夏になってからやることは盛り沢山あった。
まず、春先は母の思い付きで、高齢化により何も植えてなかった隣の家の田んぼで稲作をしようということになり、週末は田を耕したり水を溜めたり田植えをしたりとなぜか一通りの稲作農家の作業を行っていた。
秋の現在、結構な量の稲穂ができているので、このまま無事でいてくれれば食うに困らないぐらいの量の米が収穫できるだろう。
稲作というので商売をするのは結構難しいらしく、特に農薬を使うか使わないかという点が大きな問題になるらしい。カメムシの被害で米に黒い部分(昔は当たり前のようにあった気がするが)が出ると米の等級を落とさざるを得ず、農協を通して販売すると二束三文で取引されるというのが主な理由らしい。
使えばいいだろうが・・・という声も聞こえてきそうなのであるが、これも春先、さらにこれも母の思い付きで家の裏に来るミツバチを飼おうということになり、ミツバチの巣を通販で買ってから話が変わった。
4月の中旬に思い付きで購入した巣にはミツバチが遊びには来るものの、結局そのタイミングでは巣に入居はしてくれずあきらめて巣を放置していたのだが、何故か梅雨が明けようかという6月の終わりに急に入居してきて、以来、細々とミツバチが我が家にやってきた・・・らしい。
らしい、というのにはわけがあって、通常は千匹単位で巣を営巣していくものらしいのだが、我が家のミツバチはまだ100匹ぐらいにしか見えず、このまま行くと離散してしまいそうな勢いだからである。
<捕獲して1か月程度経った画像>
そんな離散しかけたミツバチの巣を抱え、生き物相手に悪戦苦闘する母には「かわいそうだからなんとかしてあげたい」という気持ちが芽生えたらしく、農薬、特にミツバチに影響するカメムシ駆除の農薬という選択肢が無くなったらしい。そのため、家の米はカメムシ除去をしないことになったのだ。
先日中を確認したところ(下の画像)、少ないながらもミツバチの数が増えてきているように見えたので、なんとかこのまま越冬してもらえることを願うばかりである。
<前の写真のさらに2ヶ月後>
そして夏、何と言ってもウニ採りとアワビ漁を話題から外すことはできない。何しろそのために帰って来たにほぼ等しいからである。ウニ採りとアワビ漁については今年は遊び程度にしかできなかった。まー色々あったのではあるが・・・
まずウニ採りであるが、ウニを採るのはそこまで大した作業ではないものの、やはり割るのに人手が相当に必要になる。今年はそこを何とかしようとしてみたが、やはり全くの他人、しかもまともに働いたことのないレスホームを家に泊めてまで人手を確保するのは無謀ではあった。
何しろ何をするにしても爪が甘いのである。他人の家に泊まっていて着けた電気は消さない、まったくの遠慮なしに冷蔵庫を漁るなど狂気の沙汰としか思えない。好きに使ってくれとは言ったものの、無遠慮に家の中を荒らされるのには神経を逆なでされた。
細かな事情は置いておいて、そんなこんなでウニ採りについては今年はほとんどやる気を失って、本気で採るのはやめてしまった。
理由のもう一つとしては、仕事をしながら夜中の3時に起きだしてウニを割ってごみを取り除く作業をするのはきついというのが理由だった。本職の漁師さんですら連日徹夜で行う作業である。休みで帰ってきて遊び半分のノリでやれるものではないことがよくわかった年ではあった。
来年がどのような年になるかはわからないが、可能であればウニ漁の間はそれだけに専念できるような環境を整える必要があると考えている。
アワビ漁については毎回3・4杯程度は獲れたが、ある日市場に行って本物の潜り漁師の一回の水揚げに驚かされた。2・3日程度活かしていたものと思われるが、何しろ軽トラックの荷台いっぱいにアワビばっかりだったのである。
ほんの少し獲れたアワビ、2・3時間でこのぐらい獲れるのだが、軽トラックの荷台いっぱいと言うと狂気の沙汰である。
アワビ漁の合間にサザエが獲れる(どちらが主になるか疑問符がつくところである)
本物の潜り漁師は水深15メートル程度の場所で潜っているのは遠目に知っていたが、それだけ獲れるとは思ってもみなかった。
自分のヘタレさ加減を痛感させられるとともに、潜り漁師については「一夏で2,000万円稼いで、後は遊ぶ」というのが真実だと思い知った。逆に言えば、やり方と体力次第でそれが可能であるということでもある。
潜り漁に関しては課題が山積している。今後冬の間に課題をクリアにしながら来年に備える必要があるため、ブログのネタもここが主になってくるだろうと考えている。
1.装備
夏の間の潜り漁は7月初めから10月の終わりで、朝の10時から夕方の16時までという漁協のルールがある。また、土曜日は漁止めで、行事などがあると日曜日も漁止めになる。営業日で仕事をしていると稼働日は少なくならざるを得ない。
さらに、8月の間はまだ温かいためなんとか2時間程度は潜れるが、その他の期間は寒すぎて潜るどころではなくなる。
この点については漁協のルールで、「厚いウェットスーツを着てはならない」という不文律があるようで、薄手のウェットスーツを購入することである程度緩和されたのではあるが、装備についてはいくつかの課題が残されている。
まずアワビ起こしという道具である。
当然と言えば当然なのであるが、アワビも生きるのに必死である。それこそ様々な場面で遭遇するのだが、長いアワビ起こしだとアクセスできない岩の奥に張り付いていることもあり、何度も煮え湯を飲まされることがあった。しかし、ある程度わかりやすいところにいてくれれば長いものであれば割と楽に採れるということもあるため、複数のアワビ起こしを持つ必要性があるのではないかと考えている。
しかし、陸上の作業とは違い、あまりゴテゴテと装備を増やすと変なところで引っかかったりして命にかかわりかねない。また、下手にアクセスしやすくしすぎると今度は落としたりして無くすリスクも伴うのである。実際に今年は一本アワビ起こしを無くしてしまったため、装備に関しては細心の工夫が必要となる。
アワビ起こしについては別の工夫も必要になる。一旦張り付いたアワビを岩から剥がすには、先端が鋭利なアワビ起こしを使えば良いのではないかとも思うのだが、あまり鋭利すぎると起こす際に傷つけてしまい、アワビの値段が暴落するのである。
ある程度の大きさのアワビであれば一杯1,800円程度の値段がつくのだが、これが傷ついてしまうと1,000円程度にまで値段が落ちる。可能な限り傷つけない工夫が必要となってくると考えている。
装備については他にも、波の強いところで漁を行うことがあるため、アワビを見つけても一回息継ぎに上がると元の位置がわからなくなることが良く発生する。ネットで情報収集すると、千葉辺りの漁師さんは元の位置がわかるように目印を置いておくということをしているらしい。
しかし、獲ったものを入れる網のついた浮輪を体に括りつけて、さらにアワビ起こし、それに目印となると結構な装備になり体に括りつけるとなると身動きがとりづらくなるだろうことは予想できる。
潜るときは潜る深さに合わせて、浮輪を体のどこかに縛り付けてから潜ることになるわけだが、長くなればなるだけ体に絡まることが多くなる。気になるのでその都度絡まったのを外すことになるが、そうやっている内に体が流されてしまうこともあるし、体が動かなくなると溺れる危険も伴う。
それにある程度の長さの縄をつけた目印を置くとなると、それを持っていればそれだけのリスクを伴ったり体の自由を奪うことにつながりかねない。
今年の夏は今与えられている装備で行っていこうと考えているが、来年、上のような課題をクリアして臨みたいと考えているのである。
2.漁場と漁場へのアクセス
細かな漁場については密漁されるリスクが出てきかねないため伏せることとするが、船の免許を持たない現時点では、陸上からのアクセスのみが選択肢となってしまう。つまり、歩いて漁場近くまで行って泳ぐという選択肢しかなくなるわけである。これには二つの課題がある。
まず、アワビの生息域はある程度潮の流れがある場所となるわけだが、おかげ様で島であればある程度そのようなポイントは多い。ただし、陸上からのアクセスに限られると結構な距離を泳ぐ必要が出てくる。
ここで問題となってくるのが泳ぐ距離に比例して長くなる移動時間と、陸上から離れることに比例して大きくなるリスク(体力の消耗で戻れなくなるリスク)である。
この点に関しては既に答えは決まっている。船の免許を取って船で移動することである。あるのだが・・・
船の免許を取るにはそれ相応に金がかかる。現在思うように稼げていない身分では少し敷居が高いと言わざるを得ない。そのため、今後はとにかく金を稼いでその資金を貯める他ない。
3.体脂肪と肺活量
去年の夏にダイエット企画をやって、体脂肪は最終的に5%まで落とせた。下の写真は9%程度の頃のものだが、それなりに体脂肪を落としていくことには成功したと考えている。
今年は金を稼ぐのに必死で精神的な疲労が多く(主にFXによるものだが・・・)体脂肪は20%程度にまで上がってしまった。とにかく酒を飲んで憂さを晴らすということを繰り返してしまったのだが、それでも5m程度潜るのには特に問題はなかった。
むしろ、脂肪があった方が浮きやすく、海面からサザエやアワビを探すのには好都合だったと言える。
浮くと言うところだけ見ればある程度の体脂肪はあった方が良いと思うのだが、以下の2点で問題が出てくる
2.本来アワビ獲りなどは海底から伸びているワカメなどの海藻をかき分けたり、岩の下に張り付いているものを覗きこんで取る必要があり、海底にいる時間をできる限り伸ばす必要がある。その際体脂肪があると浮き上がってしまって至らぬ体力を消耗する
上記2点から考えると、ウニ採りも含めた夏の漁(今のところそれだけが俺のやれることになるわけだが・・・)を総合的に考えると体脂肪はある程度のところまで落とす必要があることと、肺活量を増やし無呼吸での運動量を増やす必要がある。
肺活量・・・というと避けられない話題がタバコである。実家に帰って来てからストレスからかめんどくささからか、電子タバコをほぼやめてしまい、紙タバコをおそらく一日2箱ぐらいのペースで吸っているのだ。
そんな状態で5m潜ってアワビが獲れているのが奇跡と言えば言えるが、そこを自画自賛してもしょうがない。かつて父が俺ぐらいの歳の時は肺活量が8,000ccを超えていたらしいのだ。
足ひれとシュノーケルをつけていることで装備面で圧倒的な差があるとは言え、それでも肺活量は無呼吸での運動量に超えられない壁を作っているのは想像に難くない。
電子タバコではタールが無くなるという利点があるが、それがどれほど肺活量に影響を与えるかについては資料がない。が、おそらく紙タバコをこのまま吸い続けるよりは絶対に良いはずだ。
なので、どこかのタイミングから、再度ダイエットというか、体力増強企画をしようと思う。企画としては、
1.体脂肪を9%程度まで落とす
2.肺活量を上げて水中での活動時間を増やす
上記2点が大まかな目標になると考えている。
考えをまとめるためにだらだらと書いてしまったが、今後はそれぞれにすべきことを企画に置き換えて、ブログの内容も拡充していきたいと考えている。